安全運転管理者って?~ボウズの車窓から~運行管理者との違い

ARM’S ぶろぐ

どうも渡辺です

先日、安全運転管理者の講習を受けに行ってまいりました。

ご存じない方もいらっしゃると思いますのでざっくりと申しますと、安全運転管理者(制度)とは、一定台数以上(乗車定員11人以上の自動車1台またはその他の自家用自動車5台)を使用する事業所等におきまして、自動車の安全な運転に必要な業務を行う者を選任し、法令の遵守や交通事故の防止を図ることを目的とした(制度)もので、安全運転管理者の選任は道路交通法で義務付けられています。管理者は年に一度講習を受ける必要があるのですが、アームスは自家用自動車を5台以上業務で使用しておりますので選任されました私も例に漏れず毎年講習を受けています。

この制度はかなり昔からあるもののようですが、警察からのお達しがあるまで正直この制度を全く知りませんでした。前職が物流・運送系であったにもかかわらず、「安全運転管理者」というフレーズさえ聞いたことがありませんでしたので、当初は???で戸惑ったことを覚えています。
安全運転管理者制度は自家用自動車(いわゆる白ナンバー)を対象としていますので、事業用自動車(緑ナンバー)を使用する事業所では知らないのも当然なのかもしれません。ちなみに緑ナンバー(事業用自動車)には運行管理者制度国家資格)が大きく関わってきます。

講習の中で講師の方が仰っていましたが、ここ数年交通事故は神奈川県内でも全国的にも減少傾向にあったのですが、昨年令和5年は、県内、全国ともに増加に転じてしまったそうです。

 

 

安全運転管理者を担う私がこんなことを言ってしまうと怒られそうですが、今注目されている自動運転の車など機械が全ての車を運転でもしない限り事故は無くならないと思っています。意識や感情を持った生き物が、認知・判断・操作をして車を運転していますので、「安全は心と時間のゆとりから」と掲げられても、いつ何時もゆとりって正直しんどいよなぁと考えてしまいます。

それでも運転を前向きにとらえ仕事上であっても喜びと感じてくれているスタッフがアームスにはいます。
車の運転にはリスクが付きまといますが、ニュースになるような悲しい事故や憤りを覚えるような事故の中には未然に防げる事故も少なくありません。
運転に喜びを感じているスタッフが、安全運転に喜びを感じることができるようサポートしていきたいなと受講を終え思った次第です。

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