こんにちは 徳丸です。
ヘルパーの仕事の一つに
買い物代行があります。
簡単そうに思いますが、
意外にも気配りの連続なんです。
「卵と牛乳と、あと何だったかしら?」
利用者さんのひとことから始まる、
今日の買い物ミッション。
たったそれだけの依頼でも、
ヘルパーの頭の中はフル回転です。
「それ、買ったらダメなやつでした!?
〜買い物代行の落とし穴〜」
◆ “卵と牛乳と…あと、えっと何だったっけ?”
『ちょっと買い物お願いね。
卵と牛乳と……何だったかな〜、
思い出したら電話するわ』
その「思い出したら電話」が、
買い物中に5回かかってくることも(笑)
しかも、やっとつながったと思ったら——
『何買うんだっけ?って
今そっちに聞こうと思ってたのよ〜』
……いや、こちらが聞きたい😂
◆ レシートは命より大事?
『500円でこれとこれと、それとそれと…』
と渡されたメモ。
ざっと計算してみても750円くらいになりそうな予感。
頭の中で電卓を叩きながら、商品棚の前で立ち尽くす私。
しかも、『特売品じゃない卵は固いのよ』
とのこだわりあり。
(卵の固さにまで言及されるとは思いませんでした…)
◆ 間違えて買ってしまうと…
これが一番怖い。
間違えてしまったら、
『それ、いらないわ。あなたが食べて』
と言われることも。
『お代は結構よ』
と言われても、笑顔の奥に
『(本当は返して欲しい)』
という圧を感じてしまい、
結局自腹で買い取り決定。
帰宅後、その日3本目の牛乳を見つめながらつぶやく——
「また牛乳生活か…カルシウムは足りてる気がする」
◆ ない時は「無い」と言う勇気
『この味噌じゃないとダメなのよ』
「でも今日は見当たりませんでした…」と伝えると——
『え!?昨日まであったのに、
あなたちゃんと探した?』
って詰問される(笑)
もう、棚の裏まで覗いたくらい探しました…
店員さんにも一緒に探してもらい……
心の中で土下座しながら、
えっ?
昨日スーパー行った?……の…?
◆ 最後に「ありがとう」がすべてを救う
でも、買い物袋を渡すと
『助かったわ〜ありがとう』
と言ってもらえると、
すべての疲れが吹き飛ぶんです。
牛乳3本持って帰っても、
笑ってもらえるネタになったなら、それでいい。
それが、私たちヘルパーの
しあわせのカタチなんですよね🍀
✦ まとめ
買い物代行って、
ただの商品運びじゃない。
相手のこだわりや想いに寄り添い、
でもルールは守って、
ミスも許されない…という緊張感。
それでも、
『あの人に頼めば安心』
と思ってもらえるように、
今日もスーパーの中でひとり、
静かに戦っているのです。
……レジ前で、
謎のメーカー指定メモを握りしめながら😂