介護保険サービスを利用する際は、居宅介護支援サービスの介護支援専門員(ケアマネジャー)が利用調整などの支援を行います。
「障害福祉サービスや児童福祉サービスを利用する際は、特定相談支援サービスや障害児相談支援サービスを提供する相談支援専門員が相談や利用調整の支援を行います。
初めて障害福祉サービスや児童福祉サービスを利用される方は、
「まず相談支援専門員に直接 聞いてみたい!」と思われる方も多いと思います。
もしかしたら自分の一生を関わる人なので、
自分の気持ちや生き方に沿ったサービスを調整してくれる相談員に出会いたいと思いますよね。
今回は、相談支援専門員の探し方と自分に合う相談支援専門員の3つの選び方をお伝えします。
障がい者版ケアマネジャー自分に合う相談支援専門員を探す3つの方法 !
手順1、知り合いに聞く
まず、障害福祉サービスや児童福祉サービスを利用されている知人の方がいたら相談支援専門員のことを聞いてみましょう。
・どうやって探した?
・相談員はどんな人なの?
・どんなことをしてくれる?
などを聞くと、相談支援サービスや相談支援専門員の理解もしやすいと思います。
もし、知り合いからの情報で良い相談員と出会えるなら紹介してもらうのも良いでしょう。
事業所の立場からしても利用されている方からの紹介は嬉しいことです。
手順2、特定相談支援事業所のホームページを見る
ご自宅の近所(車で片道30分程度で行ける範囲)の事業所のホームページを見てみましょう。
検索で「○○(地域)⧺特定相談支援」で検索するとホームーページが出てきます。
相談支援専門員の紹介もしていることもあるので事業所を選ぶ基準としても役立ちます。
FaceBookなどSNSを運用している場合もあるので、そちらもチェックしてみると良いと思います。
ホームーページで事業所を選ぶ基準として大切なのは情報量です。
情報を正しく得ている事業所は、適切に分かりやすく提供することができています。
自分の将来を左右する相談員として相応しい人は最低限、情報が入る人でなければ頼れません。
そんな見方でホームーページやSNSを見てみると良いでしょう。
手順3、事業所に相談支援専門員を紹介してもらう
手順1.2の方法で探せない場合は、
地域の「基幹相談支援センターや地域包括支援センター」に相談されることも良いですが、
特定相談支援事業所が教える方法としては普通すぎるので、
相談支援専門員を「特定相談支援事業所」に紹介してもらう方法をオススメします。
相談方法は簡単で、電話一本で探せます。
相談支援事業所に相談員の空きがなかったら「紹介していただけますか?」と聞くだけです。
相談員は情報を入手して良い相談支援を提供するためには事業所間の繋がりは絶対的に必要です。
相談支援専門員の情報を一番知っているのが相談支援事業所なので、質の良い相談支援専門員は他社であっても紹介してもらえます。
そして紹介してもらう際は、
相談支援専門員の希望「性別・年代・地域」などがあれば伝えると良いでしょう。
【まとめ】相談支援専門員を探す3つの方法
自分や家族の一生を関わるかもしれない相談支援専門員を探すのは慎重に選びたいものです。
情報は身近な所から入手することが基本ですので、
「知り合いに聞く→ ホームーページを見る → 事業所(特定相談支援事業所)に聞く」
この手順で事業所を探してみると良いと思います。
どんなサービスであっても「選ばれること」が必要です。
なので「選ばれる努力」を怠っている事業所は淘汰されてあたり前なのです。
そして最後に、
利用する側で大切なことは、自分で選ぶことです。
誰かに紹介されたから、
なんとなく自宅に近いから、
ではなく、「自分で選択した」 という責任が良いサービスを受けるには絶対に必要です。
自分の選択が正しくなるかは人任せではなく、選択が正しくなるように行動することが重要です。