こんにちは今井です。
今年から介護の業界に飛び込み、早半年が経とうとしています。
少しずつ仕事には慣れてきましたが、まだまだ勉強することばかりだな、と日々実感しています。
私事ですが、先月から実務者研修の資格を取りに講習を受けに行っています。
介護の資格で真っ先に思いつくのは、「介護福祉士」だとは思いますが、その介護福祉士の資格を取るためには「実務者研修」の資格を取得しておく必要があります。
訪問の仕事をたくさんいただけるようになり、ますます介護の専門的な知識や経験を多く積んでいく必要性を肌身で感じるようになり、実務者研修の講習も身が入る思いです。
先にも述べたように、実務者研修とは介護福祉士の資格を取るために必要な資格ですが、初任者研修よりもより実践的で専門的な内容を学びます。
講習の内、体感ですが約半分はグループワークを行い、他の受講者の方とコミュニケーションを取りながら、知識をつけていきます。
初任者研修も同様、グループワークにかなり時間を費やしますが、当時初任者研修を受講していた際は、もっと専門的で医療に近いような内容かと思っていたので、初めは正直驚きました。
学校の授業に近いような形で講義をして、課題に取り組み、テストをする方が効率よく知識をつけられそうなのに、、、とも考えていました。
ただ実際介護の現場に立ってみるとコミュニケーションの大切さをとても実感します。
こちらから話すという事ももちろん、聞くという力も同様です。
講習の中で、認知症の方に対してはどのような声掛け、関わり方をしてくべきかなどの内容を学ぶことがありますが、認知症と一緒くたに言っても、症状も性格も環境も一人一人違う中で、マニュアル的に接することはとても難しいと感じます。
コミュニケーションがうまく取れないと、利用者さんの要望が分からなかったり、言葉を発する事が出来ない利用者さんであれば移動・移乗の際に驚かせてしまったり、、、
訪問という人と人がより近く、他の事業所の方との横のつながりの多い現場だからこそ、より強くコミュニケーションの大切さを実感するのかもしれません。
利用者さんによってコミュニケーションの引き出しを増やし、「会話を楽しむ」という事を大事に今後も経験を積んでいこうと思います。