「俺やるよ!」から始まる土曜日の成長物語~アームスでお好み焼きクッキング~

ARM’S ぶろぐ

おはようございます!岸本です。

【土曜日のアームス】お好み焼きクッキング! ~地域で可愛がられる人に育つ~

「今日はクッキング!お好み焼きやるよ!」

朝の送迎中、車内でそう伝えると、小学2年生の男の子が元気よく「俺やるよ!」

と答えてくれました。
今日は子どもたちが楽しみにしている、土曜日恒例のクッキング活動の日です。

使うのは、なんと「たこ焼き粉」!

お好み焼き用の粉ではないけれど、余っていたたこ焼きの素を上手に活用。
こういう工夫もアームス流の楽しさです。

生地ができたところで、いよいよホットプレートで焼いていきます。

慣れた手つきで焼いていく小学生。さらに、クッキング経験が豊富な高校生の先輩も登場し、
その見事な手さばきにみんな感心。頼れる存在です。

 

ところが…「ホットプレート、なかなか焼けないね」

熱伝導の問題で焼き上がりに時間がかかってしまい、みんなのお腹はペコペコ。

そこで急きょカセットコンロに切り替え、焼き上げスピードが一気にアップ!


「おいし〜い!」という声とともに、どんどんお皿が空に。

中には最高5枚も食べた子もいました!食欲も満点です。


土曜日のアームスは、ただの「活動の場」ではありません。

子どもたち同士の関わりの中で、成長の芽がたくさん見られます。

1号店と2号店、それぞれに通う子どもたちは特性もさまざま。

最初は互いの違いに戸惑い、乱暴な言葉や行動が出ることもありました。

それでも私たちは根気強く伝え続けます。

「それは、相手が嫌な気持ちになる言葉だよ」

「どうしてそう思ったの?」

「嫌な気持ちになるなら、怒る前にその場を離れよう」

そうした関わりの中で、子どもたちの表情や行動に変化が出てきました。

互いを認め合う姿勢が少しずつ育ってきています。
保護者さまへの申し送りで「こんなことがありました、とっても頑張っていました」
とお伝えすると「そうか~がんばったね~継続だよ!」といつも話されています。
毎回聞くお言葉!わたしたちも身が引き締まる思いです。『継続は力なり』


アームス在宅支援センター 放課後等デイサービスサービス目標は、

「可愛がられる人に育てる」こと。

今日のクッキングを通しても、その思いが改めて強くなりました。

子どもたちが将来、地域の中で愛される存在になっていけるように。

そして、私たち職員自身も「必要とされる人」であれるよう、日々努めていきたいと思います。

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