ある日の訪問での出来事

アームス日記

こんにちは今井です

 

先日とある利用者さんの言葉でとても心に響いた言葉があったので紹介

 

その利用者さんは若い頃に会社をいくつも経営されていた方で

 

訪問の際に、よくその経験談をお話してくださいます。

 

先日の訪問で、「どうしても合わない利用者さんっているんですよね」

 

と、今思えばヘルパーが利用者さんに言うことではないような気もしますが、、、

 

なんとなく会話の中で自分が言ったところ

 

「俺は、合わないと思った人を積極的に使ったんだよ」

 

とおっしゃっていました。

 

ほとんどの人は、自分とどうしても合わない人に対しては避けようとします。

 

当たり前ですがその方がストレスもたまらないし、気が楽だからです。

 

その利用者さんは、「自分の考え方と合わない人には自分の持っていない視点を必ず持っているから」

 

と、積極的に話を聞き、積極的にチャンスを与えていたそうです。

 

プライベートでそれをする必要はないかもしれませんが

 

生きていく上でとても力になる言葉だと感じました。

 

社会人としての経験はまだまだ浅い自分ですが

 

「会社」というチームの中で、「意見が合わないから」「考え方が違うから」

 

という理由ではねのけてしまうと自分も会社も成長はないような気がします。

 

その利用者さんも、失敗を重ねて経験を積み、自分の意見がすべてではなく

 

誰に対しても学ぶことがある、という謙虚な姿勢を持っているんだと思います。

 

自分自身、合わないなと思った人とは一切関わらないようにしてきましたが、自分の考え方の引き出しが一つ増えたような気がしました。

 

老若男女問わず色々な人と近くで関わる、訪問介護という仕事の良さの一つを感じた出来事でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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