処遇改善加算って、みんなにとって嬉しいの?
こんにちは 徳丸です。
これまで何回かにわたって、
「処遇改善加算」について、
できるだけ分かりやすく書いてきました。
職員の賃金を上げたり、
働きやすい環境を整えたりするための仕組み。
「働く人の処遇が良くなるなら、いい制度だな」
そんなふうに思っていました。
もちろん、今でもそう思います😊
でも先日、長くお付き合いのあるケアマネジャーさんと話をしていて、ちょっと違う角度から、この制度を見る機会がありました。
そのケアマネジャーさんが、
「ケアマネジャーも処遇改善の対象になって、良かったと思う。
でも会社としては、社会保険料の負担も増えるから大変なんだよね」
と話してくれたんです。
「あぁ……そうか」
私は、そこで初めて少し立ち止まりました。
給料が上がると、会社の負担も増える
職員にとっては、
給与が上がる=嬉しいこと。
でも、会社から見ると、給与が上がれば、それに伴って会社が負担する社会保険料なども増えます。
つまり、
「職員の待遇を良くしたい」
という思いと、
「事業所として、これからも安定して続けていきたい」
という思い。
どちらも大切なんですよね。
立場が変わると、見えるものも変わる
仕事をしていると、つい自分の立場から物事を考えてしまいます。
職員なら、
「もっとお給料が上がったら嬉しい」
と思う。
会社なら、
「職員の待遇を良くしたい。でも事業所の経営も大切」
と考える。
利用者さんからすれば、
「安心して介護を受けられる人材が、長く働いてくれること」
が大切かもしれません。
どれも間違っていません。
でも、全部を同時に考えてみると……
なかなか難しいですね💦
「みんなが嬉しい」は、意外と難しい
今回の話を聞いて、私は思いました。
制度って、
「これをやれば、みんな幸せ!」
というほど、簡単なものではないんですね。
誰かにとっての「良いこと」が、
別の誰かにとっては「負担」になることもある。
だからこそ、
「職員のためだから会社は頑張って当然」
でもなく、
「会社が大変だから仕方がない」
でもなく、
それぞれの立場から見てみることが大切なのかもしれません。
処遇改善加算について調べてきた私ですが、今回は制度そのものよりも、
「同じ出来事でも、立場が変わると見え方が変わる」
ということを教えてもらった気がします。
そして、介護の仕事も同じなのかもしれません。
利用者さん、ヘルパー、サービス提供責任者、ケアマネジャー、事業所。
それぞれの立場から見える景色は、少しずつ違います。
だからこそ、
「自分にはこう見えるけど、相手からはどう見えているんだろう?」
そんなふうに考えてみることも、大切なのかもしれませんね😊
すべての人にとって100点満点の答えを見つけるのは、なかなか難しい。
でも、
「お互いの立場を知る」
ことからなら、始められそうです。
今回、そんなことを考えるきっかけをくれた、ケアマネジャーさんとの何気ない会話でした。

