スタッフの質、ヘルパー兼務のメリット・デメリット~放デイ日記~

児童発達支援・放課後等デイサービス日記
初めまして渡辺です。
この度、初となるブログを担当させていただくことになりましたので
以後お見知りおき下さい。

先日「行動援護従事者養成研修」なるものを受講してきました。
外部の講習や勉強会に参加をすると、
普段自分たちが行っている「支援する側」に思いを馳せてしまいます。
講義中にも関わらず不謹慎に、ある映像を思い浮かべてしまいました。

皆さんは「TED」なるものをご存知でしょうか?

今更かもしれませんが、TEDとは様々な分野の先駆者や研究者などがスピーチし、
その様子が動画配信されているもので、以前プレゼンをしたイギリスの指揮者ベンジャミンザンダー話を思い出しました。

プレゼンの内容はクラシック音楽にまったく関心が無い方でも楽しめるものなので、気になる方は是非ご覧いただきたいと思いますが私たち放デイに携わる者にも通じる内容であると感じます。

ベンジャミン・ザンダーの「音楽と情熱」
ベンジャミン・ザンダーは二つの伝染性の情熱を持っています:クラシック音楽そのものと、全ての人がクラシック音楽に対して持っている未開発の愛に目覚めさせることです。—そしてさらに、新しい可能性や、経験や、つながりについての未開発の愛に目覚めさせることも。

私自身、子供たちに寄り添って一年ちょっと経ちますが専従の身ではありません。
時にヘルパー、時にタクシードライバー、時に大工と様々な業務を担っております。

専従の方の支援には遠く及びませんが、モノの見方や考えなどが凝り固まらず過干渉になったり、依存され過ぎたりということも少ないと思います。

また、違うアプローチができたりもするので兼務の身もまんざらではないなと思っております。

ベンジャミンザンダーはプレゼンの中で、「指揮者はCDジャケットに写ってはいても音を出していない」「演奏者の目が輝いているかで自分の役目を図る」と語っていました。

知識や経験はもちろん大事だと思いますが、何より自分たちが
仕事を楽しんでいるか、子供たちに向き合う姿勢や支援を目を輝かせて
行っているかが大切だと思っています。

行動援護の研修については別の機会にさせていただくとして、今日も鏡に映る自分の目と口角を気にしつつ、子供たちと寄り添い触れ合っていきたいと思います。

タイトルとURLをコピーしました