春深き隣は何を~アームス日記~

どうも渡辺です

春は新たなスタートを切る季節ですね。
入園や入学、進級、社会人スタート、引っ越しなど環境の変化や転職をする人なども多いかも
しれません。すでに社会人としてサバイブしている人であっても年度の始めは、年の初めと同じように新しい夢や目標を掲げ、気持ちも新たに進んでいく時季だと思います。

時期は多少前後しますが、アームスにもフレッシュなヘルパーさんや、新社会人として入社し新たなスタートを切った放デイスタッフ、学生さんなど若い人が奮闘中です。

前回のブログで「新入職員マニュアル」の話をさせていただきました。そのマニュアルの始まりには
「新しいことを覚えることはエネルギーが必要で疲れますが、出来るようになり自分のものになっていくと心も豊かになるはずです。できない理由を探すより、どうすればできるかを考え、積極的にいろいろなことにチャレンジしていきましょう」と示してあります。

新人さんに教えるマニュアルに記してある以上現職の私たちが鑑であるのは当たり前で、立場や年功なども関係ありませんし、口先だけで行動が伴わない「言うだけ番長」では信頼も生まれません。
交通安全のスローガンだったかバイクメーカーのキャッチコピーだったか忘れましたが、「見る・見られる・いい運転」というものがありました。
運転を”仕事に置き換えて日頃の自分たちの姿を思い浮かべてみたりします。

幸いなことにアームスでは、先陣をきって新たな事業に取り組む統括がいたり、放デイの新管理者が職務をまっとうするべく外部とのやり取りや事務作業に悪戦苦闘していたり、サ責が休日返上で仕事を楽しみに顔を出しにきたり、文句も言わずに黙々と仕事をこなすスタッフがいたりと挙げればキリがないほど背中を見せたくなる人ばかりです。

自分のようなオヤジであろうと、新卒者であろうと、仕事に慣れてくると保守的になってしまい現状維持に走りがちです。自己アピールや言い訳ばかりに長けてしまい、欲しがるばかりで何も与えずに、いつの間にかどうすればできるかよりもできない理由をすぐに探しがちだと思います。
「時間がない」「余裕がない」「教わってない」「お金がない」etc・・・
自分たちは、シブがき隊でも中原理恵でもありませんので、ない・ない 言ってばかりでは中々先に進みません。マニュアルにも記したように、まずはどうすればできるかを考えたいものです。

若者のひたむきな姿に感化されつつ、また、尊敬する諸先輩方に負けないよう自分も目標でもある放デイ3号店の開所にむけて悪戦苦闘の最中です。
まさに、新しいことを覚える、始める、関わることはパワーが必要で、疲れることを実体験しております。
春が過ぎ、夏を迎えるころには新人さんにも少しは見せることができる背中になりたいなと思う今日この頃であります。

 

生きるということはなにかをすること
なにかをすることとは現在やっていることより違うことをすること
”養老孟司”
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