アームスの環境整備
~古くても、手をかければ味になる~

環境整備というと、掃除をしたり、整理整頓をしたり、きれいに片付けたりすることをイメージするかもしれません。
アームスで考えている環境整備は、看板リニューアル、照明器具修理、
トイレのドアノブを交換、草取り、食堂の模様替え、敷物を変えたり、壁紙を直したり、
ペンキを塗ったりと試行錯誤しています。




毎日の仕事の中で、「ここ、もう少し良くできないかな?」
と気づいたところに、少しずつ手を入れています。
建物が古い。でも、それも味だと思っています。
アームスの建物は、新築のピカピカな建物ではありません。
アームスが生まれる前よりずっとずっと前から何十年も前から長く使ってきた建物ですから、
当然、古いどころではありません。
「あそこもやりたい」「ここも変えたい」探せば、まだまだたくさん出てきます。
でも私たちは、「古いからダメ」とは、考えていません。
古いなら、古いなりの味がある。
そして、手をかければ、もっと良くすることができます。
新品に全部取り替えれば簡単なのかもしれません。
でも、今あるものを見ながら、
「これはまだ使える」「ここは直そう」「ここは色を塗ったらどうだろう」
「この配置を変えたら使いやすくならないか」
そんなことをみんなで考えるのも、アームスの環境整備です。
放課後等デイサービスに来てくれるアームスのおともだちは、とにかく元気です。
毎日たくさん遊んで、動いて、笑って、いろいろな活動をしています。
敷物も壁紙も傷みます。
以前、壁を保護しようとプラスチックの板を貼ってみたこともありました。
「これならいいんじゃないか!」と思ってやってみたのですが……
剥がれました。うまくいかない(笑)。
でも、それでいいと思っています。剥がれた、じゃあ、次はどうする?
環境整備をしていると、思った通りにならないことがたくさんあります。
せっかく貼ったものが剥がれる、ペンキを塗ってみたけれど、想像していた仕上がりと少し違う、
直してみたけれど、もう少し工夫が必要だった、そんなことは何度もあります。
でも、「失敗したから、もうやめよう」ではありません。
剥がれたら、「じゃあ、次はどうしよう?」と考える。別の方法で貼ってみる。
材料を変えてみる、ペンキを塗ってみる、それでもダメなら、また考える、その繰り返しです。
環境整備には、そんな姿勢も大切だと思っています。
・トイレのドアの修理
以前、トイレのドアの鍵が壊れてしまいました。
毎日使う場所ですから、そのままにしておくわけにはいきません。応急処置では長く続かない。

そこでドアノブを交換。

設備は、使っていればいつか壊れます。
大切なのは、壊れないことではなく、壊れたときにどうするか。
「誰かがそのうちやるだろう」ではなく、気づいた人がどうしたら直せるかを考える。
そうやって一つずつ改善していきます。
自分たちの働く場所であり、アームスのおともだちが毎日過ごす場所です。
だからこそ、自分たちの手で少しずつ良くしていきたいと思っています。
・ 草取り


建物の中だけではなく、外回りの環境整備!
今年は雨の日が多かったですね!雑草が伸び放題、そこで気付いたら草取りです。
こういう地味なことの積み重ねが、その場所の印象をつくっていきます。
環境整備とは、一度やって完成する仕事ではないのだと思います。
・食堂模様替え


食堂は、ただ食事をするだけの場所ではありません。
みんなが集まり、食事をして、話をして、一緒に時間を過ごす場所です。
そしてわたしたちが考えていることは子どもたちの居場所です。
「もう少し過ごしやすくできないかな」「こっちに置いたほうがいいかな」
「敷物を変えようか」「壁も少し変えてみようか」と考えます。
ちょっとしたことで、その場所の雰囲気は変わります。
ピカピカじゃなくてもいい!新しくて、何もかもピカピカ。それは素敵なことです。
でも、アームスはアームスでいいと思っています。
古い建物には古い建物の味があります。
そこに働く人たちが手を入れて、直して、塗って、貼って、剥がれて(笑)、また直す。
そうやって少しずつつくられていく空間には、別の良さがあります。
そしてわたしたちの試行錯誤を表現出来る場所があることがいいと思います。
アームスの環境整備は
「みんなが安心して、気持ちよく過ごせる場所」を作るという価値が生まれます。環境整備をしていると、「これは失敗だったな」ということもあります。
でも、失敗したということは、一度やってみたということです。
アームスでは、まずやってみる。うまくいかなければ次を考える。もう一度やる。また違ったら、さらに考える。
環境整備だけではなく、普段の仕事にもこの繰り返しを大切にしていきたいと思います。まだまだ、整備するところはたくさんあります!
「あっ、次はここだ」と、また新しいところが目に入ります。
一つ気づいたら、一つ良くする。
今日できなかったことは、また明日考える。
やってみて失敗したら、違う方法を試してみる。
その積み重ねで、半年後、一年後には今とはまた違うアームスになっているはずです。
みんなで意識して取り組むことが大切です。環境整備は、誰か一人の仕事ではありません。
「ここが気になる」「こうしたらもっと良くなるんじゃない?」
そんな小さな気づきを、みんなで形にしていく。
アームスのおともだちが元気いっぱい活動できるように。
スタッフが気持ちよく仕事ができるように。
そして、アームスに来てくださる方に、
「なんか、この場所いいね」と思ってもらえるように。
アームスの環境整備に、完成はありません。
まだまだ整備するところはたくさんあります!
これからもみんなで、楽しみながら、考えながら、少しずつアームスを良くしていきます。

