放課後等デイサービスの定員はなぜ「10名」が多い?

ARM’S ぶろぐ

放課後等デイサービスでは、「定員10名」とする事業所が多いのではないかと思います。

「定員をもっと増やした方が、たくさんのお子さんを受け入れられるのでは?」そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。

実は、定員には支援の質や安全、事業所の運営において大きな理由があるんです。
そのような中、アームス放デイでは定員10名というかたちを選択しています。

 

一人ひとりに目が行き届きやすい

定員を10名とすることで、子どもたちの小さな変化にも気づきやすく、スタッフみんなで共有がしやすくなります。

安全の配慮

活動中はもちろん、送迎や災害、急な体調不良など様々な場面で安全への対応が求められます。
人数が増えればその分だけ職員の配置や活動のスペース、避難誘導など多くの準備が必要になってきます。

人員配置

実は、児童の数が10名を超えると法律上必要となる職員の数も増えていきます。
人数だけ増やせば良いというわけではなく、知識や経験をもったスタッフ(児童指導員)を確保しなければ支援の質を維持することができません。

経営面

放課後等デイサービスは、定員によって基本となる報酬(単位数)が異なります。

例えば、療育の時間が30分以上1時間30分以下の場合、
定員10名以下の基本報酬は、      574単位
定員11名以上20名以下の基本報酬は、384単位

一見すると人数が多い方が得られる報酬も多いと思われるかもしれませんが、定員20名(11名以上20名以下)とする事業所では、15名の利用では10名以下の定員の場合とほぼ同じ水準で、16名以上の利用で初めて10名以下の定員を上回る計算となります。

その一方で、職員や支援のスペース、安全管理などの負担は増えていきますので、定員を増やすことが必ずしも良い支援や安定した運営に繋がるとは限らないのです。

とはいえ、もちろん定員10名にもメリット・デメリットがあります。

メリット
・子どもの小さな変化に気づきやすい
・保護者との情報共有が丁寧になる
・安全面への配慮が行き届きやすい
・子ども同士の関係性を把握しやすい
デメリット
・利用希望が多くても限りがある
・キャンセルが多いと運営への影響を受けやすい
・活動の規模、集団行動に工夫が必要

それでも私たちは、このデメリットよりも一人ひとりに寄り添うメリットの方が大きいと考えています。

子どもたち一人ひとりの笑顔や成長を見逃さず、保護者の皆さまにも安心していただける環境をつくるために・・・
これからも、人数だけを追うのではなく支援の質を第一に考えた放デイでありたいと思います。

 

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