どうも渡辺です
みなさんご存知の通り9月1日は「防災の日」ですね。それにちなんだ訳ではありませんが、先日アームスの放デイにて避難訓練を実施致しました。
いろいろな自然災害が猛威を振るっている感のある昨今、職場や学校、地域などでは様々な防災訓練に力を入れ実施されていることと思います。
私たち放課後等デイサービスにおきましても、国のガイドラインに記載がされているように防災訓練は必須の行事のひとつとされています。
” 管理者や職員は、こどもの障がい種別や特性に応じた災害時の対応について日頃から理解しておくことが重要である ”
(こども家庭庁 放課後等デイサービスガイドライン 令和6年7月 より)
今回の訓練は1号店の児童を対象にと考え計画をしてはみたものの、実際に行ってみるまでは正直うまくいくイメージが湧かず、集団行動できる? 職員の意気込みは? 計画通り進む? などネガティブなものが頭をよぎり、「なんちゃって」のようなグダグダなものになってしまうのではないかと危惧しておりました。とはいえ我々のほうが躊躇していても始まりません。「百聞は一見に如かず」こどもたちがどんな反応を示してくれるのか意を決して臨んでみた次第です。
幸いにして、事務所にいた事務員の皆さんの全面協力のおかげもあり、避難場所までたどり着き訓練は無事完了いろいろな気づきを得ることができました。
緊急地震速報のアラーム音を聞いて目を潤ませてしまう子がいたり、真っ先に安全と思われる場所に潜り込む子がいたり、こどもたちを指揮して避難を促す子がいたりと普段見られない様子に驚きました。また、避難経路・動線の確認や障害物の有無、こどもの特性に応じた移動・避難の手段を考えるきっかけにもなったので、とても貴重な体験だったと思います。
防災とは言い得て妙で、計画や準備、意気込み本気度などこちらが真剣に取り組めば、こどもたちはキチンとそれに応えてくれるということが分かった訓練でもありました。まさに「備えあれば患いなし」ですね。
何事も命あっての物種ですので、これに懲りず今回参加できなかったこどもたちともあらためて訓練を実施しなければいけないなと感じた一日でありました。