嗚呼エッセンシャルワーク~福祉のホンネ~布担架の取り扱い方

ARM’S ぶろぐ

どうも渡辺です

前回予告しましたとおり今回は、布担架(ソフト担架)の扱いについて皆さんにご案内したいと思います。

ソフト担架は通常のストレッチャーと違い、狭い場所や階段の移動に適していて、寝たきりの方や座位を保つのが困難な方などの移送に使用します。
アームスでは介護タクシーの依頼の際に使用することが多いのですが、今回あらためて扱った経験の無いスタッフ達とともにポイントや注意点などをおさらいしてみました。

まず、今回使用しました布担架は帆布製のもので、上下に肩掛けのベルトが着いているのが特徴です。二人以上の介助者で移動するようにされています。

 


肩ベルトをタスキ掛けし

両脇の穴の部分を握ります

 

 

 

 


女性二人でも持ち上げられました♡

前かがみにならないように
注意が必要です!

担架の高さは介助者のおへそ辺りが良い感じです

 

 

 

↓ 今度は階段昇降チャレンジ

担架に乗っているモデルはキチンと体育座りをしていますが、実際の介護タクシーの現場ではここまでキチンと座れずに脱力してしまっているケースが多いです。
ベルトを長くし過ぎると移動中に階段のフチに担架があたってしまうので注意が必要です。

 

~ 研修者コメント ~

狭い階段では特に細心の注意が必要です
手に汗握るのでグローブを使うことも
おススメします
練習「している」「していない」では
かなり違うと感じました

 

「階段の昇り」では足側の介助者が
「階段の降り」では頭側の介助者が
指揮をとって安全に移送するのが
ポイントですね

 

全力で集中していないと落としてしまいそう
乗っている人の不安を軽減するためにも
声掛けを頻繁にすることが大事だなと
感じました
筋トレが必要かも…?

↓こちらは一人介助用のもので、車イスからベッドまでの移動に使用しています

↑ 頼れるものは己のみ
利用者さんと自分自身に
ペップトークしながらの
移動がおススメです

 

いかがでしたでしょうか
もしもの緊急時や災害時にも役立ちそうなソフト担架
扱い方を知っておくのもヘルパー冥利に尽きることかもしれません。

 

 

 

 

 

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