こんばんは!統括岸本です!
先週に続き、アームスの「新入職員マニュアル」について綴ります。
今回は STEP8<提供実績記録票>について。
毎日の支援は、業務日報 兼 利用日誌、提供実績記録票により記録がされています。
放課後等デイサービス提供実績記録票には、サービス提供時間や加算の有無等が記入され
保護者の確認印が必要です。
(*現在は月の最終利用日に当月分の確認印をまとめていただいています)
記録はとても大切です。
放デイに限らず、訪問介護等、他のサービスにおいても提供実績だけでなく
様々なことに通じるものです。
サービスを提供するにあたり、日々色々なことがあります。
児童、利用者、タクシーのお客さまの様子、変化、全てに記録があります。
特に事故が起こった時、この記録がとても重要になります。
事故報告書を書くことは義務であり、実地指導においては「事故報告書はありますか?」
と必ず質問されます。「ありません」などと答えたら「それはおかしいですね」
なんて言われてしまいます。
それほど些細な事にも記録が必要なのです。
数年前、介護タクシーでお客さまにご迷惑をかけてしまい管理者では解決出来ず
私が謝罪に行くことになりました。
お客さまに対する報告書を作成するにあたり、記録の乏しさに苦労しました。
記録を残しておかないと、当事者間の言い分が対立するだけで問題解決に至らないのです。
その問題を解決するまでは何度もスタッフの聞き取りを行い、
ケースワーカーさん、ケアマネさんにもご協力を頂き
やっとお客さまが謝罪を受け入れてくださいました。
世の中「申し訳ございません。」「ごめんなさい。」で済むことばかりではありません。
訪問介護、居宅介護はケアマネさん、相談支援専門員に事故を報告し、
放デイは相談支援専門員やケースワーカーさんに報告することになっていますが、
管理者が直接、保護者と関わることが多いのが現実です。
スタッフはサービスの記録を重んじる。
事故が起きないことが大前提ですが、起きてしまったことを保護者、関係者に報告するのは
管理者の務めです。