期待を少しだけ超えてみる
こんにちは徳丸です。
「期待を超える」と聞くと、
何か特別なことをしなければ
いけないように感じませんか?
でも私は、そうではないと思っています。
仕事を増やすことでも、
頑張りすぎることでもありません。
心の温度を、
ほんの少しだけ上げること。
それだけで、
相手に伝わるものは変わってきます。
例えば今日、
目の前の人の素敵なところを
一つ見つけて伝えてみてください。
「髪を染められたんですね。とてもお似合いです。」
「その服、爽やかで素敵ですね。」
「今日の笑顔、とてもいいですね。」
言われて嫌な気持ちになる人は、
きっと少ないでしょう。
人は、「褒められた」ことよりも、
「自分を見てもらえた」
ことが嬉しいのです。
訪問介護でも同じです。
玄関先のお花が昨日より大きく咲いていたら、
「わぁ、このお花、昨日より咲きましたね。」
畑の野菜が育っていたら、
「もうすぐ収穫ですね。楽しみですね。」
そんな何気ない会話から始まる訪問は、
不思議と空気が柔らかくなります。
介護の内容は何も変わりません。
掃除をする。
食事を作る。
身体介護をする。
仕事はいつもと同じです。
でも利用者さんは、
「今日も来てくれた。」
そう感じてくださるかもしれません。
これが私の思う、
「期待を少しだけ超えてみる」
ということです。
難しいことではありません。
時間もほとんどかかりません。
必要なのは、
「この人が今日、
少しでも笑顔になれたらいいな。」
そんな気持ちを少しだけ持つこと。
その気持ちは、
言葉になり、
表情になり、
関わり方になります。
そして、気づけば信頼へと
育っていくと思います。
私たちは毎日、
すごいことをする必要はないんです。
目の前の人の変化に気づくこと。
素敵だと思ったことを素直に伝えること。
一緒に季節を感じ、
一緒に笑うこと。
そんな小さな積み重ねが、
相手の期待を少しだけ超え、
「またあなたに来てもらいたい。」
そんな言葉につながって
いくのではないでしょうか。
今日できる「あと少し」は、
きっと明日には信頼になっています。
期待を大きく超えなくてもいい。
ほんの少しだけ。
その「少し」が、
人の心には一番残るのかもしれません。

