期待と成長~アームス日記~

どうも渡辺です

先日嬉しいことがありました。
非正規職員として勤務をしてくれていたスタッフが、晴れて正規職員としてアームスの一員となったことです。

自分が言うのもおこがましいのですが、この若いスタッフが、正社員として、また、アームスを新社会人生活のスタートとして選んだことは純粋にとても嬉しく思います。

HPの新卒採用のページでは代表がこう綴っております

「ファーストキャリアの会社を選ぶということは一生一度しかない重要な機会です。
会社選びで大切にしてほしいのは、”成長できる環境”かどうかです。
新卒者には、”純粋な素直さ”という最大の武器があり、”他者のやり方”を受け入れられる「成長する力」が備わっています。
自らの成長を強く望み続けることで、必ず周囲(社会)からの評価に繋がり、望まずとも結果はついてくると確信しています。」

自分の若かりし頃を思い返してみますと、のらりくらりと日々を過ごし、なんとなくの惰性で正社員となっただけで「自身の成長」など気にもしていなかった能天気な馬鹿野郎でしたので、代表の明言には目を覆いたくなる思いです。
今までオッサンの小言のようなことを幾つか綴らせてはいただきましたが、今でも能天気野郎には変わりありませんので、代表のような明言をお伝えすることはできません。
自分が新社会人(新人)や正社員となった方に伝えられることはあるのでしょうか・・・

少し前になりますが、あるアンケート結果によりますと、多くの上司(オッサンに限りません)が若手に期待しているのは、困難を克服する力なのに対し、若手社員はアイデアや工夫を生み出す力を成長させたいと考えているそうです。また、業務に関する知識や技術、仕事の面白さを感じたいと考えている人が多いのに対し上司はそれほど必要性を感じていないようです。

お互いの「期待」には少なからずズレが生じているようですね。
上司は部下に成長してほしい点を「期待」として伝え、部下は上司がどのような力を成長させてほしいと「期待」しているかを把握することで共有できる期待が見えてくるかもしれません。
たまにはお互いの期待をはっきり伝え合う機会を設けることが必要なのかなと思います。

上司が期待する困難を克服する力というと、私たち世代は「気合」や「根性」をイメージしがちで、イコール 頑張れる・頑張っている と思ってしまいます。

楽(らく)」という字があります。
たのしい・たのしむ・たやすい という意味です。

仕事をする上で「ラク」と聞くと「頑張る」とは対する「なまける」のように聞こえてしまうのもわれわれ世代ですが、ラクは決してネガティブな言葉ではありません。

たやすい=「楽」をしたいならば、ムダを知り効率を考え行動する。
たのしみ・む=「楽」をしたいならば、自分と相手を知り、相手(周り)や自身にとって喜ばれる価値を考え行動することが必要で、仕事をしていく上ではポジティブであり、上司や部下の期待にとって欠かせないワードだと思います。

今どきの新社会人は、タイム・パフォーマンス(タムパ)を重視する世代のようで、費やす時間に対してどれだけ満足を得られるか「時間対効果」がカギとなり、また、現実主義でもあるようですので、「らく」の感覚が私たち世代とは違うように思います。
今の若者のほうが案外すんなりと、しっくりくるのかもしれませんね。

私がお伝えできるとすれば、一緒に仕事を楽(らく)しみましょう!ということでしょうか。

長文となってしまいましたので続きは次回に・・・

 

考え方が前向きになっていれば、たとえ四方を敵に囲まれていても
心の平穏を失うことはありません
 ダライラマ14世

 

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