第2回 処遇改善加算って、実際どうやって職員の処遇を改善するの?

ARM’S ぶろぐ

第2回

処遇改善加算って、実際どうやって職員の処遇を改善するの?

こんにちは德丸です。

 

前回は、

「処遇改善加算って、そもそも何?」

というお話をしました。

簡単に言えば、

介護の仕事をする人たちが、少しでも安心して長く働けるように、事業所に支給される「職員の処遇を改善するためのお金」です。

では……

そのお金って、実際にはどうやって職員のところに届くのでしょう?

今回は、そこを少し見てみたいと思います😊

 

一番分かりやすいのは「お給料に反映する」こと

処遇改善と聞いて、まず思い浮かぶのは、

基本給を上げることですよね。

例えば、基本給を上げたり、毎月の手当を増やしたり。

あるいは、一時金などとして支給する方法もあります。

つまり、

「処遇改善加算=毎月全員に同じ金額が上乗せされる」

という単純な仕組みではありません。

事業所がルールに沿って、職員の賃金改善につなげていきます。

 

「介護職員だけ」なの?

ここも、少し分かりにくいところです。

現在の介護職員等処遇改善加算では、介護職員への配分を基本としながら、一定のルールのもとで、他の職種にも配分することができます。

介護の仕事は、介護職員だけで成り立っているわけではありません。

看護師、ケアマネジャー、相談員、事務職など……

いろいろな人が関わって、一つのサービスが成り立っています。

だからこそ、事業所全体で働く人たちの処遇を考えるという視点も大切なのだと思います。

 

でも、「会社のお金として自由に使える」というわけではありません

ここは、とても大切なところです。

処遇改善加算は、事業所が自由に使える臨時収入ではありません。

職員の賃金改善などにつなげることが求められていて、事業所は、どのように改善するのかを計画し、実際にどう改善したのかを報告する仕組みになっています。

 

ですから、

「加算が入ったから、そのまま会社の利益にしましょう」

というものではないんですね。

 

「じゃあ、職員みんな同じ金額なの?」

これも、そうとは限りません。

経験や技能、資格、役割などを踏まえて、事業所内で配分することができます。

長く経験を積んできた人。

資格を持っている人。

新人さんを指導する人。

責任のある仕事を担っている人。

そうした経験や役割を、

賃金に反映させることも処遇改善の一つです。

 

処遇改善は「お給料」だけじゃない

ここからが、私が今回お伝えしたいところです。

「処遇改善」と聞くと、

「お給料を上げること」

を思い浮かべますよね。

もちろん、それはとても大切です。

でも……

介護の仕事を長く続けるためには、給料だけではなく、

  • 研修を受ける機会がある
  • 資格取得を支援してもらえる
  • 仕事の負担を減らす工夫がある
  • ICTを活用して事務作業を効率化する
  • 職員同士が相談しやすい
  • 休暇を取りやすい
  • 子育てや家庭と仕事を両立しやすい

など、「働きやすさ」も大切ですよね。

 

私たちの職場には、こんなものがあります😊

ここで、ちょっとARM’Sでの話を

事務所の裏には、キッチンがあります。

そこにはいつも、

お茶、コーヒー、ジュース。

そして、

お菓子やカップ麺まで、かなりふんだんに用意されています🤣

仕事の合間に、

「ちょっとコーヒー飲もう」

「お腹空いたから、これ食べよう」

なんて、職員が自由に利用できます。

これが処遇改善加算のお金から出ているのか、それとも会社が福利厚生として用意してくれているのか……

実は、私は知りません(笑)。

もしかしたら、社長のポケットマネーだったりして🤣

でも、そんなことはさておき。

忙しい仕事の合間に、ちょっと一息つける。

「これ食べていいよ」と言ってもらえる。

そんな小さな心遣いって、案外うれしいものです。

「今日も頑張ろう」

と思える瞬間の一つになっている気がします。

だから私は、これも広い意味では、働きやすい職場をつくるための工夫の一つなのかなと思っています。

……とはいえ、処遇改善加算から出ているかどうかは、私には分かりません🤣

いつか社長に聞くチャンスがあったら、確認してみたいと思います。

そして、どちらにしても……

「いつもありがとうございます😊」

と伝えたいですね。

 

働く人が元気でいることも、大切な「処遇改善」

いくら給料が良くても、

「休みが取れない」

「相談できる人がいない」

「仕事が大変すぎる」

となれば、長く続けることは難しくなります。

反対に、

「職場は居心地がいいけれど、生活できるだけの収入がない」

というのも困ります。

だから、

処遇改善=お給料だけの話ではない。

私は、そう考えると分かりやすいのではないかなと思います。

介護の仕事は、人が人を支える仕事です。

だからこそ、

そこで働く人が元気で、安心して仕事を続けられること。

それは、結果的に利用者さんの安心にもつながっていくのではないでしょうか。

「この仕事、もう少し続けてみようかな」

そんなふうに思える職場が増えたらいいなと思います😊

 

次回は……

ここまで読んで、

「じゃあ、事業所はどうやったら処遇改善加算をもらえるの?」

と思われた方もいるかもしれません。

実は、ただ申請すればもらえるものではありません。

一定の要件を満たし、計画を立て、必要な手続きをしていく必要があります。

次回は、

第3回

「事業所が処遇改善加算を取得するには?」

について、

「どんな条件があるの?」

「何を準備するの?」

「職場環境等要件って何?」

など、できるだけ難しい言葉を使わずに見ていきたいと思います😊

 

🌱今回のポイント

処遇改善加算は、「給料を上げるため」だけの制度ではありません。

働く人が、

安心して、気持ちよく、長く働けること。

そのことが、介護を受ける人の安心にもつながっていく。

そんな視点で見てみると、少し身近な制度に感じられるかもしれませんね😊

 

 

📖 もっと詳しく知りたい方へ

処遇改善加算について、厚生労働省の公式ページでも詳しく紹介されています。

制度の概要や申請方法、Q&Aなども掲載されていますので、興味のある方はぜひご覧ください。

厚生労働省「介護職員の処遇改善」

 

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