成長と強み(新社会人の皆さま)~アームス日記~

どうも渡辺です

前回の続きになります。

楽しみ・む=「楽」についてもう少しふれてみたいと思います。

以前企業の人材育成においては「弱点を認識してそれを克服していく」という面が強調されていました。しかし今は「強みを見つけて、それをさらに開発する」ことに重きがおかれていて、こちらのほうが組織のパフォーマンスがより大きく高まることが調査の結果分かってきたそうです。

新社会人の方にとっては、「弱点や強み」、「組織のパフォーマンス」なんてと思うかもしれません。しかしながら、「強み」は自分の武器となり、価値となり、成長にも大きく関わってくるもので、「楽」とも無関係ではありません。

とはいえ弱いところやできないことは把握できても、自分や相手の強みというものは掴みずらいのではないでしょうか?
では強みを見つけるにはどうすれば良いのでしょう・・・

質問してみる

自問自答も有効ですし、周りに自分や相手の強みを聞いてみても良いと思います。
直球で強みは?と聞くと答えにくいかもしれませんので、

  • 他の人と同じように仕事をして、他の人より上手くいくことは?
  • 他人から「上手だね」「すごいね」といわれることはどんなこと?
  • 仕事の中で一番問題意識を持つことはどんなこと?
  • 子どもの頃夢中になって遊んだものは何ですか?    

などといくつか聞いてみます。得られた回答に共通のキーワードがあれば、それが「強み」かもしれません。

ツールを使う

個人の強みを見極める上で有名なものとしては「Strength Finder」という診断ツールがございます。ご存知の方もいらっしゃると思いますが、こちらは日本語訳『さあ、才能(自分)に目覚めよう』という本で、掲載されているIDを使って質問に答えていくと、天性の強みを5つ発見できるというものです。ただし、掲載されているIDは一度しか使えません。中古本では意味がなく、また購入費用がかかってしまいます。

代わりとまではいきませんが、ダイレクトコミュニケーションというところが様々な診断テストを行っています。会員登録せずとも結果が分かり時間もかからないのでお手軽です。強みの片鱗くらいはつかめるかもしれません。お時間があればチャレンジしてみても良いかと思います。
https://commutest.com/

わたくしも時間がある時にやってみたりしておりますが診断結果は割愛させていただきます💦

では、少しでも強みが分かったならばどうするか・・・知っているだけではもったいない気がします。

マーケティング用語に、USP(ユニーク・セリング・プロポジション)というものがあります。
マーケティングというと自分たちとは縁遠いものだと思うかもしれませんが、私たちアームスのスタッフ自身もお客様に提供するある意味”商品”ですよね。
オッサンなので難しいことは分かりませんが、このUSPとは端的に申しますと”他が真似できない独自の強み(価値)”のことを指すものです。

少し具体的に、ARM’Sの新事業「デリステーション」を例にUSPを考えてみたいと思います。
アームスデリステーションは、客席を持たずにデリバリー専門で料理を提供するゴーストレストランになります。
お客様への強みといえば、お店に足を運ばなくても料理が味わえることになるでしょうか。
飲食店として考えれば、お店に行かずに済むことはUSPとなりうりますが、ゴーストレストランとして考えるとUSPとはなりません。
値段が他所より多少安いとか、一品オマケが付くなどもセールスポイントにはなりますが、USPとは呼べません。
USPとは他が真似できないある意味”唯一無二”なものになります。
私なりの解釈でいうと、例えば、

デリステーションのメニューは届いた料理の容器までもが食べられるのでゴミが出ない とか

配達員が配達しそのまま食事介助までしてくれる とか

イケメンマモルンがベ〇ツで料理を届けてくれる 

などがUSPになりうるのではないかと思います。

なんでわざわざUSPのことをあげたかというと、このUSPって実は、普段アームスの会議でも議題となっている”付加価値”や”価値提供”さらには”One day One plus”に深いかかわりがあると思うからです。

新社会人の皆さまには、「成長する力」が備わっていて、「自らの成長を強く望む」ことができます。成長とは知識や技術の向上、経験だけではありません。強みを知り、その自身の強みを”必殺技”にまで磨き上げ、相手(周り)が喜ぶほどの価値にすれば、強いメッセージとなり周りからも評価されるものとなるはずです。

喜ばれ、評価されることは=仕事を楽しみ・むことに繋がるように思いませんか?
せっかくならば、誰かに喜ばれながら仕事をしたいですよね。

 

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