相談支援専門員の浅見です。
前回は、ご利用になる利用者様から見た計画相談のメリットについてお話しさせて頂きました
今回は、事業者側からみた計画相談のメリットについてお話しさせて頂きます。
支援者にとってのメリット
横浜市の業務ガイドラインで確認すると、①今まで連携できていなかった関係者同士がサービス等利用計画によってつながることができる。②サービス等利用計画があることで、直接支援をしているサービス提供事業所同士が共通の目標に向かって支援を行うことができる。③障害のある方の希望する生活の実現に向けたチームができる。④個別の支援では解決することが難しい「地域の課題」を捉えることができる。以上が支援者にとってのメリット(一例)になります。
関係機関、福祉事業所の活動内容を互いに知ることができる
相談支援の現場で動いている中で、実際のところどうかというと、今日までに連携させて頂いている事業所は、約65か所以上です。ご利用者様の活動などを拝見させて頂く中で、お一人お一人のニーズに対応できる多種多様な特色を持った福祉の事業所を改めて知ることができます。知識、情報を深められる事で、より詳しい必要な情報をご提案できることができます。
個別支援計画から見える生活背景と課題をチームアプローチできる
サービス事業所では個別支援計画を作成されています。それをサービス等利用計画作成の参考にさせて頂き、ご本人が今何について課題とされ、これからどう行動していくかを確認し、共通の目標とすることが出来ています。希望する生活の実現について、支援者がチームとなることで多くの方から意見を頂くことができます。また多くの方に話しを聞いてもらえることもでき安心してサービスをご利用できていると思います。
地域資源の大切さと活用
「地域の課題」について、こんなサービスがあったらいいなと思うことはあります。主にご本人の休日の過ごし方に関わる余暇活動などです。地域資源について何か楽しみにつながるようなものがないかこれからも探して参ります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。