いのちを見つめると、今が愛おしくなる
こんにちは 徳丸です。
訪問介護の仕事をしていると、
日々の中で
「いのち」
というものを身近に感じます。
体調が揺らいだり、
できていたことが少しずつ難しくなったり…
そして、
ときには大切な方とのお別れもあります。
それはとっても悲しいことです。
でも……
同時に「生きていることの尊さ」を
強く感じさせてくれる瞬間でもあるのです。
いのちは循環している
私はスピリチュアルな考え方が好きで、
「いのちは形を変えて続いていく」と
思っています。
肉体はいつか終わりを迎えても、
魂や想いは途切れずに残り、
どこかでつながり続けている。
お別れは
「消えてしまうこと」ではなく、
「旅立ち」なのかもしれません。
そう思うと、
死は恐れるものではなく、
この世の中の自然の流れの
ひとつに見えてきます。
日常が光を放つ
いのちを意識することで、
何気ない日常が特別に感じられます。
朝の光のあたたかさ、
何気ない会話、
ちょっとした拘り、
ふとした笑顔……
それはすべて
「生きているからこそ」
体験できる奇跡です。
お別れの経験は、
そんな日常の輝きを気づかせてくれる
ギフトでもあるのだと思います。
今を愛おしく
介護の現場で出会う方々から、
「いのちは一瞬一瞬が尊いものなんだよ」
と教えていただいているように感じます。
もちろん、いいことばかりではありません。
身体も心もしんどい日があり、
「どうしてこんなに大変なんだろう」と
思うこともあります。
それでも、
そのしんどさも含めて
「生きている証」
なのかもしれません。
だからこそ、
今日という日を丁寧に、
愛おしく過ごしていきたい。
そして、
介護の現場でもそう接しています。
「いのち」を見つめると、
不思議と今がやさしく
輝いて見えるのです。