シミュレーションで差がつく!現場で活きるヘルパースキル

ARM’S ぶろぐ

おはようございます!岸本です。

調理が苦手なヘルパーさんへ伝えたいこと

ヘルパーの仕事には、時間の制限がつきものです。訪問先の環境もさまざま。そんな中で、調理が苦手という方も少なくありません。

私がヘルパーになった頃は、今よりも調理の仕事が多かったように思います。でも最近は、宅配弁当を利用したり、ヘルパーがスーパーでお惣菜を買ってくることも増え、ご利用者さまにとっても、ヘルパーにとっても「ラク」になってきました。

それでも、短い時間で買い物・調理・掃除と、すべてをこなさなければならない現場は、今もたくさんあります。それぞれの現場には、それぞれの事情があるんですよね。

だったら、どうするか?

私は「時間に余裕がある現場で、シミュレーションしてみる」ことをおすすめしたいです。

たとえば、私が最近ときどき入っている現場。
ここは相談支援専門員の方からのご依頼で訪問しています。信頼をいただいている
アームスの他のサービスへのご依頼も多いご利用者さまです。
大きな一軒家で、設備も整っていてとてもやりやすい現場です。
ご利用者さまと一緒に行うということもあり

サービス時間は1時間半ですが、1時間20分ほどで終えられることがほとんど。
頑張れば、1時間でも終わるかもしれません。
ご家族からのその日のご依頼メモを読み

掃除、洗濯、干し、畳み、夕飯調理を行います。

この余った10分で、私は「雑巾をご用意いただければ、階段などの拭き掃除も出来ますよ」とお伝えしました。

ヘルパーの力量に、実はそんなに大きな差はないと思っています。
大事なのは、流れを掴むこと。
そして、そういう感覚を身につけるには、
まず「余裕のある現場」で練習してみるのが一番です。

なにもかも整っている現場で、自分がどこまでできるかを試してみる。

それが「基本」になり、そこから「応用編」が生まれます。
きっと、どんな現場でも応用できる力になるはずです。

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