アームス流コーチングで現場が変わる──代表の“2年勝負”宣言

ARM’S ぶろぐ

岸本です。

アームス代表が口にした言葉──

「これからの2年間が勝負だ」。

その言葉どおり、午前中は代表が必ず事務所にいるという体制がスタートしました。

ある日の管理者会議では、代表がこう語りました。

「俺がここに座って、運営の手引きやガイドラインを見ているのは異常事態だと思ったほうがいい。みんなが正しく自走していたら、こんなことにはなっていない。
これからは“コーチの言うこと”を聞いて動くこと。全員が経営者意識を持つことが大切だ。」

「経営者にはならなくても、“経営者の気持ち”にはなれるでしょう。
会議も週1回では足りない。それぞれの会議に全員が参加するくらいがちょうどいい。
それは少人数だからできること。大人数じゃ難しいからこそ、今やることに意味がある。」

そして強く言い切りました。

アームス“需要”を発掘していく。そのために、どう動くか?

難しいことを言っているつもりはない。
少人数だからできることを伝えている。

期待に応えてほしい。
みんなでよく考え、正しく自走できれば、ここは“自慢できる会社”になる。

今は、会社を立ち上げたくらいの気持ちで挑んでほしい。」

この言葉のあと、代表はすぐに若いスタッフに電話応対の仕方を教え始めていました。

まさに、口だけでなく「やって見せる」。空気が動き出しているのを実感しました。

そしてその流れの中で、「重要事項説明書を見直すように」と指導された管理者が、
その後の点検で満点をもらうという場面もありました。

まさに行動が結果につながりました。
ひとつひとつの積み重ねが、自信と信頼に変わっていく。

代表が掲げた、私たちが実践すべきことも明確です。

  • onedayoneplus(1日1つのプラス行動)を毎日やること

  • 新規のケアマネジャーの事業所を探すこと

  • 優秀なケアマネジャーに気に入られること

     →そのために必要なのは「コミュニケーション」「価値提供」「信頼」

  • 常に新しい事業所に目を向けていくこと


この話を聞いて、私自身が登録ヘルパーとして働き始めた頃を思い出しました。

私は最初、3つの事業所に登録して、いろいろなサービス提供責任者(サ責)からの依頼を受けていました。経験を重ねるうちに「この人の依頼なら受けよう」と思えるサ責が現れ、やがて信頼関係が築かれます。

すると今度は、逆にサ責のほうから「あなたにお願いしたい」と言ってくれるようになる。いわば“専属”のような立場になっていき、登録ヘルパーとして月30万円の収入を得ていた時期もありました。

もちろん今は制度も変わり、状況は違います。けれど──

仕事って、結局は「信頼」なんだと思います。

信頼を得れば、仕事は自然とついてくる。

会社の中でも同じで、**「自分の居場所は、自分で作る」**ことが大切です。

いま、アームスは変わろうとしています。

それを“他人事”にせず、“自分ごと”としてとらえ、全員が同じ方向を見られたとき。

ここは、本当に誇れる会社になると信じています。

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