「困った人」とのかかわり方

アームス日記

こんにちは、今井です。

 

介護の仕事に限らずですが、社会人になると人間関係の悩みは、10代の頃に比べ増えてくると思います。

 

学生の頃は関わる人をある程度は選べたと思いますが、社会人になるとそうもいかない事はしば

しばあります。

 

人間、色々なところからストレスを感じますし、ストレスのない人間は極稀にいるかもしれませんが、ほとんどの人が何かしらのストレスを感じながら生きていると思います。

 

ほとんどの人が抱えるストレスの中でも、なかなか周りに理解されにくいものの代表が

人間関係によるストレスではないでしょうか。

 

私自身、精神的にはあまり強い方とは言えず、昔から悩みの種は何かしらの人間関係によるものだったかなと、今振り返ると感じます。

 

話は少しそれますが、先日ある事業所の方に「困ったあの人に感情的にならない本」というタイトルの著書をいただきました。

 

精神科医の和田秀樹さんという方の著書で、人間関係の悩みの9割はあなたの周りの「性格バカ」によるものとし、この「性格バカ」を大きく8つに分類しています。

 

自分がついいらいらしてしまう人間がどういったタイプの人間なのか、また、そういった人とうまく付き合っていくにはどういった関わり方をするべきなのかを、精神科医の立場からアプローチされた内容で、感情に飲み込まれてしまうことがよくある人や、受け流すスキルを身に付けたい人にも、とても有益な内容になっています。

 

私自身もこの著書で、感情的になるということは悪いという事ではなく、人間の自然な反応なんだと受け入れるという事が大切なんだと学ぶことができました。

 

巷で耳にする、「人生を変えた一冊」みたいなものは未だに信じられていませんが、少しは心が軽くなったように感じます。

 

内容について書きすぎるとこのブログごと消されてしまいそうなので、興味のある方はぜひ手に取ってみるといいと思います。

 

これから仕事をしていく上で、人間関係の悩みは今後も付き合っていくとは思いますが、まっとうに付き合ったらこちらが潰れてしまう、なんて状況は何度も経験するとは思います。

 

そんな時に一度立ち止まって深呼吸し、割り切って考えられるようになるにはとにかく自分がそういった経験を積んでいった、という事の先にあるのだとも感じます。

 

あの経験があったから、今の自分があるんだと思えるような経験が積めたらいいなと思います。

 

 

 

 

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