ヘルパーの“工夫”が現場を支える
〜グローブ不足の時代に必要な「考える力」〜

介護の現場では、毎日当たり前のように使っている物があります。
そのひとつがビニールグローブ(使い捨て手袋)です。
排泄介助、掃除、調理、消毒…。
現場では欠かすことのできない、大切な衛生用品です。最近、ニュースや世界情勢を見ていると、
・原材料価格の高騰
・円安
・輸送コスト上昇
・海外情勢の不安定化
・工場停止や供給遅延
「今まで普通に手に入っていたもの」が、突然不足する時代になってきました。
・マスク不足
・消毒液不足
・ペーパー不足
・グローブ不足
も起こっています。
「いつでもある」が当たり前ではないということ。
だからこそ“今”考える「足りなくなってから考える」では遅いことがあります。
本当に必要なのは、不足する前から工夫することです。
これは単なる節約ではありません。現場を守るための、とても大切な考え方だと思っています。
意識しなければならないこと、
・消耗品を大切に使う
・無駄を減らす
・使い方を工夫する
「布手袋+ビニール手袋」という工夫です。



綿の手袋を下にはめることで、
・汗を吸う
・蒸れを減らす
・手荒れを防ぐ
・ビニールが破れにくくなる
というメリットがあります。
結果として、
グローブ交換頻度の軽減
・長持ち
・衛生維持
・手荒れ予防
因みに、ある現場では今までは5.6枚消費していたグローブがご利用者さまのご理解のもと、
手洗い場を利用して清潔を保ち、結果、1枚の消費となりました。
このアイデアはご利用者さまのご家族からいただきました。
いつも、お心遣いありがとうございます。
“ただ使う”ではなく“考えて使う”
大切なのはここです。
例えば、必要以上に何枚も使わない、乱暴に外さない、すぐ破れる使い方をしない、
場面ごとに適切な使い方をする。
こうした意識だけでも、
消耗は大きく変わります。そしてこれは、「仕事への姿勢」にもつながっています。
物を大切にできる人は、支援も丁寧、現場を見ている
・グローブを丁寧に扱う人
・備品を大切にする人
・無駄を減らそうと考える人
こういう人は、支援が丁寧、ご利用者さまへの接し方が丁寧、掃除も丁寧、車も丁寧に使う
という共通点があります。
逆に、「会社の物だから」という感覚で扱うと、仕事全体も雑になってしまいます。
“今あること”は当たり前じゃない
コロナ禍の時、多くの現場が経験したこと。
マスク、グローブ、消毒液不足
「あって当然」と思っていたものが、突然手に入らなくなる。
だからこそ、“ある時から大切に使う”という考え方が必要です。
節約は「未来を守ること」
“必要な時に、必要な物を守れるようにする”
これが本来の節約です。
無駄を減らすことで、本当に必要な場面で使える
小さな工夫が、大きな力になる
・気づくこと
・工夫すること
・考えること
・無駄を減らすこと
こうした積み重ねが、現場を支えています。
グローブ1枚。小さなことかもしれません。
その1枚を大切にできる意識が、ご利用者さま、現場、会社を守っていくのだと思います。
「ただ使う」ではなく、考えて使うことが、もっと大切になっていくと思います。
アームスではこれからも、やさしさ、工夫、環境整備、無駄、を減らす意識を大切にしながら、
ご利用者さま、スタッフに、より良い現場づくりを続けていきたいと思います。

