支援の考え方(縄跳び編) 放課後等デイサービス

アームス日記

放課後等デイサービスで良く支援しているとやっていた事が正しいのかなど疑問があるかと思います。

今回は自分が支援していて思っている事や考え方を伝えらればと思います。

例えば縄跳びが苦手な子供に対して「毎日練習すれば少しずつ上達する」と考え、日々繰り返し練習を続けました。最初は1回、2回と飛べる回数が少しずつ増えたようにみえましたがその後、同じ所でつまずいたり、リズムが合わなかったりと、思うように行かない日が続きました。

やがて、子供は縄跳びを見るだけで避けるような様子を見せ、練習への意欲が徐々に低下していきました。

こういったケースでは「失敗の積み重ね」によって、子供の「縄跳びが出来るようになりたい」という意欲が薄れてしまった可能性があります。

縄跳びの練習は、ただ跳ぶことを繰り返すだけでは上達しにくい場合があります。

その理由として、縄跳びには複数の動作を同時に行う必要があるためです。

例えば、両手で縄を回す動き、膝を柔らかく使ってジャンプする動きや縄の動きを目で追いながらタイミングを合わせる動きがあります。

このように多くの動作を組み合わせる必要がある為、「繰り返し跳ぶ」だけではなく、動作を分解して練習する方法は良いと考えられます。

このケースでは、正しい跳び方が身につかないまま繰り返し練習を続けた事で、結果的に苦手意識が芽生えた可能性があります。適切な練習方法を取り入れる事で成功体験を積み重ね、子供の自信を育てながら上達を促すことが大切です。

自分が子供たちに縄跳びを教える場合、心がけているのは小さなステップに分けて「成功」を積み重ねることです。

例えば

1 縄を持って後ろに回すだけ(リズム感を作る)

2 回すタイミングに合わせてその場でジャンプ

3 縄を前に置いて跨ぐジャンプ

4 1回だけ縄を回して跳ぶ(成功したらすぐ褒める)

声掛けの工夫で意欲を保つ

「今のは惜しいね」「リズム良くなってきたね」など「できた部分」に注目した言葉掛けをするように意識しています。

ただポジティブな声掛けだけでは逆効果になってしまう(プレッシャー)事もあるので失敗が続いてしまっても失敗の時こそ共感を忘れない、上手く行かなくて悔しい気持ちをちゃんと受け止めるように自分は心掛けています。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

タイトルとURLをコピーしました