髙栁です
忙しく過ぎていく毎日の中で
ふと立ち止まる瞬間があります。
人の声や車の音が遠くで響いて
気づけば自分だけが静けさの中に
取り残されたような気がすることがあります。
誰かと笑い合う時間があっても
心の奥に少しだけ空いた場所は
なかなか埋まらないものですね。
それはきっと寂しさというよりも
「大切な何かを知っているから」
こその静けさなのかもしれません。
夕暮れの風に頬を撫でられながら
「今日も一日が終わるんだな」と思うと
少しだけ切なくて
でもその切なさが生きている
証のようにも感じます。
明日もまた同じ道を歩きながら
ほんの少しだけ違う景色を
見つけられますように。
そんな願いを胸に
今日も静かに一日を締めくくります。
2025 11月3日 ㊗️

