どうも渡辺です
最近開いているのを見かけなくなりましたねぇ・・・
” 社会の窓 ”
…はぁ?と言う人ばかりだと思いたくありませんが、みなさん「 社会の窓 」ってご存知でしょうか?…今では使われない言葉だと思いますが、社会の窓とは男性のズボンのファスナーのことを指す言葉で、私も小さい頃は、「社会の窓が開いてるー!」などと冷やかされたりしたものでした。
何故ファスナーのことを社会の窓と呼ぶかというと、この言葉は大昔のラジオ番組(インフォメーションアワー・社会の窓)からきているそうで、社会のさまざまな問題の裏側を探るという内容から、「普段見られない部分が見れる」といった意味合いで、=ズボンのファスナーが開いていることを「社会の窓が開いている」と言うようになったそうです。
普段見られないと言えば、私が小学生の時に当たり前のように履いていた”半ズボン”も今は見られなくなりましたね。半ズボンとはいってもハーフパンツとは違いホットパンツそのもので、男の子はみんな季節に関係なく寒くても一年中履いていました…裾が無いのでグ〇ゼのブリーフにまで校庭の砂なんかが入り込んでしまったのを思い出します。
なぜこんな話をするかというと、社会の窓が開いているところを発見したいわけでも、半ズボンを履いてフトモモ全開をススメたいわけでもありません。
仕事柄なのか私の性格なのか、”普段見られない部分”が見られる・知ることはとても助かるからなんです。
ヘルパーとして訪問していると、この工程は何のために行っているのかイマイチ不明確なものが稀にあります。自分が訪問してサービスしている時間だけでは全体像がつかみきれないからかもしれません。そんな時に、利用者さんやご家族などから日頃の様子や普段行っていることの話を聞くと、自分が行っている工程の理由・目的が分かったりすることがあるんです。
放デイで言えば、子どもたちがアームスで過ごしている以外の学校や家での様子を知ることで支援のヒントになることも少なくありません。なので連絡ノートのコメントや、申し送りの時の会話ってとても大切だと思います。
やっていることの理由や背景が分かっていると自然と力が入るというか熱の入れ方も違う気がします。
これからも、ヘルパーでも放デイでも利用者さんやご家族、保護者の皆さまと良好なコミュニケーションを保てるように、耳をダンボに傾聴と質問を重ねていきたいと思う今日この頃です。
誰か他の人を元気づけてあげることだ
‐マーク・トウェイン‐