「すぐ怒る」「負けると泣く」それも大切な成長の一歩です。
「すぐにイライラして怒ってしまう」
「ゲームで負けると大泣きしてしまう」
「思い通りにならないとパニックになってしまう」
このようなお子様の様子を見て、不安に感じる保護者の方も少なくありません。
ですが感情コントロールする力は、生まれつき備わっているものではなく、日々の経験を積み重ねながら少しずつ育っていく力です。
感情をコントロールするってどういうこと?
「感情をコントロール」と聞くと、「怒らない」「泣かない」事をイメージするかもしれません。
でも本当に大切なのは感情を我慢することではないと思います。
「今、悔しい気持ちなんだな」「悲しかった」「イライラしているな」と自分の気持ちに気づき、その気持ちにと上手に付き合う方法を身に付けることが大切です。
怒ることや悲しむ事はけして悪い事ではありませがその後、どのように気持ちを切り替え行動ができるかが成長に繋がります。
ではなぜ気持ちのコントロールが難しいのか?
なかにはまだ自分の気持ちを言葉で表現する経験が十分では子もいます。
・悔しい
・悲しい
・不安
・恥ずかしい
といった気持ちが「怒る」「泣く」「大声を出す」といった行動として現れることがあります。
発達段階でよっては感情が大きく動いた時に気持ちを整理することが難しいこともあります。
日々の経験が力になります。
感情を整える力は、スポーツや勉強と同じように、繰り返し経験することで少しずつ身について来ます。
例えば
・自分の気持ちを言葉で伝える
・深呼吸をして落ち着く
・少しその場を離れて気持ちを整える
・困った時は大人に助けを求める
こうした経験を積み重ねることで「こんな時はこうしてみよう」という方法が少しずつ増えてきます。
そして遊びの中でも学びがあり例えば放デイで、遊びや集団活動を通して、自然に感情との付き合い方を学びます。
勝ち負けがあるゲームでは悔しい気持ちも経験しながら「次は頑張ろう」「友達を応援してみよう」と気持ちの切り替える練習もしたりします。
集団活動では順番を待つことやルールを守ること、自分の思い通りにならない場面を経験することで気持ちを調整する力を育みます。
SSTではではこんな時どうする?を一緒に考えながら、気持ちを落ち着かせる方法や相手との関わり方などを学びます。
「怒らないようにしよう」と感情を抑える事ではなく「どうしたら気持ちが落ち着かせられるかな?」という視点も大切な事だと思います。
感情が大きく動くときには、その子なりの理由があります。
まずはその気持ちを受け止め、一人ひとりにあった方法を一緒に考えながら、小さな成功体験を積み重ねていきます。
その積み重ねが「自分の気持ちを整えられた!」という自信にもつながり、これからの生活にも大きな力になるんではないかと思います。
感情のコントロールは、一日で身に付くものではありません。
だからこそ、安心できる環境の中で失敗も経験しながら少しずつ学んでいくことが大切です。

