うさぎとかめと目標のおはなし

ARM’S ぶろぐ

社会人を続けてまいりますと、「目の前のものをとりあえずこなしてなんとか今日を乗り切る」なんてこともあると思います。

仕事に追われ、次々と舞い込む課題や問題に埋もれ頭の中は飽和状態に…💦
“ 明日やろうは馬鹿野郎 ”などと頭をよぎりながらも、何をどこから手をつけようかと途方に暮れ、思わず現実逃避したくもなってしまいます。

でも、そんな時こそ「自分はいったい何を目標としているんだっけ?」って立ち止まって考えることが大切だと思います。

 

前回のブログでラグビーの話をさせていただきましたが、その昔、日本とニュージーランドの親善試合でニュージーランドが圧勝した試合がありました。
ニュージーランドはラグビーがとても強い国で、ランキングトップの常連です。今でこそ日本も強豪国と肩を並べるほどですが、その試合ではニュージーランドのほぼ一方的な試合運びとなり結果日本は惨敗を喫しました。
その試合後のインタビューでニュージーランドの監督がこんなことを言ったそうです。

「ニュージーランドは“勝つこと”を目標にしている。日本は“点を取ること”を目標にしている。その違いが出た試合だった。」

 

みなさんご存知の、“うさぎとかめ”の童話もこれとよく似ています。
かめを見ながら走ったうさぎとゴールだけを見て走ったかめ。勝者となったのは…

目標を持たずに仕事をしていれば、ブレたマインドで周りばかりが気になって、自分がどっちを向いているのかも分からなくなってしまっているような気がします。

“目の前のものをとりあえずこなす” は、目標を見失っていたり、フタをしてしまっていたり、目標自体をもっていなかったりしているせいなのかもしれません。

 

 

なんとなくで仕事をし続けるか
目の前の小さな勝ちにこだわるか
自分にとってのゴールを見据えるか

みなさんはどれを選択しているでしょうか

 

尊敬すべき幸福な人は、逆境にいても、つまらぬことはくよくよせず、心配しても始まらないことは心配せず、自分の力のないことは天に任せて、自分の心がけをよくし、根本から再生の努力をする人である。
   ‐武者小路実篤‐
 
 
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