こんにちは今井です。
訪問の仕事などが増え、この頃あまり放デイに入り子ども達と接する機会が少なくなってきました。
訪問や送迎の間の時間に可能な限り、子ども達と接する機会を作ろうと思っています。
アームスに来てくれた子どもたちの、長ければ12年間の間で、社会に出た時に少しでも力になれるような支援ができたらいいなと思い、今日はそんな、放デイの支援で自分が半年の間に感じた事を書ければと思います。
入社当初、まずぶち当たった壁が放デイの子ども達と接する事でした。
おそらく僕の人生の20年そこそこで、10個、下手すれば20個近く年の離れた子と接した経験は思い出せる限り一度もなく、、、
採用面接の時に放デイの子どもとも接する機会があると思うが大丈夫かと言われたときは、快諾はしたものの内心かなり焦りと不安があったのを覚えています。
どんな言葉づかいで接するべきなのか、どんな話をしたらいいのか、もう何も考えずに素の自分でいこう、と思っても想像できるのは接し方が分からずただただ立っているだけ、という状況の自分でした。(情けない限りです)
一号店の扉を初めて開けた自分に待っていたのは、そんな今までの自分が恥ずかしくなるほどのまっすぐな目で、初めて見る自分に興味津々に近づいてくる子ども達でした。
二号店の子供達とも、徐々に慣れていき今では「今井ちゃん」や「今井くん」と呼ばれたりする事も多々、、、アームスの子ども達の、人見知りせず人と関わる力の高さには心配すら覚えるほど、毎度感心させられます。
当初はただただ可愛いだけの子供達も、半年も経てば時には、感情の切り替えが難しい子に戸惑ったり、時には心を鬼にして叱らなければいけない場面に遭遇したり、
支援する側と子供という立場ではなく、対人として関わることの難しさであったり、楽しさも感じる事ができるようになってきたと感じます。
同時に、この子たちの成長を長く見守りたいと純粋に感じるようにもなりました。
言葉と言葉でコミュニケーションが取れなくても、表情や、些細な言動の変化などで意思疎通を図れるということも学ぶことができました。
ここまで偉そうな事を書いてきましたが、支援する側としてまだまだ未熟な自分です。
一見、子供を放課後に預ける場所。それを危険がないように見守るだけの場所だと思われがちな面はあると思いますが、責任をもって、子供たちの将来が少しでもアームスに来てくれたことによっていい方向に向いてくれることを願って、これからも支援ができればと思っています。