秋の味覚で広がる会話

ヘルパー日記

こんにちは並木です。

秋になると「食欲の秋」という言葉がぴったりなほど、旬の食材がたくさん出てきます。

訪問中でも、この季節の食べ物の話題は自然と会話をはずませてくれるものです。

買い物支援でスーパーに行くと、店頭には栗やさつまいも、さんま、梨が並びます。

利用者さんが「昔は家で栗ご飯をよく作ったのよ」と懐かしそうに話してくださったり、

「この梨はみずみずしくて大好き」と嬉しそうに手に取られたり。

そうした小さなやりとりから、その方の思い出や暮らしぶりを知ることができます。

調理のお手伝いをするときも、きのこたっぷりのお味噌汁や、

ほくほくのさつまいもを使った煮物など、季節を感じられる一品を一緒に作ると、

とても喜んでいただけます。

料理の香りや色合いが部屋に広がると、気持ちまで温かくなるようです。

大げさなことではなくても、旬を取り入れることで日々の生活に

ちょっとした楽しみや潤いが生まれます。

利用者さんの「おいしいね」の笑顔を見ると、

私自身も心が和み、この仕事を続けていて良かったと感じます。

これから秋が深まっていきます。

体調に気をつけながら、旬の味覚を一緒に楽しみ、

穏やかな季節を分かち合えたらと思います。

 

 

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