どうも渡辺です
先日、自分の代務をしてもらうため同行訪問をしたのですが、自分が普段行っているサービスを客観的に見ること、知ることは貴重なことだと思うのと同時に必要なことだなと感じました。
訪問している日数(回数)が長ければ長いほど自ずと自己流というか癖のようなものができてくると思います。それ自体がサービスの効率や利用者さんに寄り添ったものであればいいのですが、そればかりとは言い切れません。同行しサービスを引き継ぐことは、自分が行っていることの答え合わせができる機会にもなるものだと思います。
アームスでは、引き継ぎの同行は基本的に2回行います。
1回目は、引き継ぐ相手に行っているサービスを見てもらい学んでもらいます。
引き継ぐ側は手を出さず、ひたすら見て覚えてもらうことに徹してもらいます。
2回目は、見て覚えたこと学んだことを実際に行ってもらいます。
引き継ぎ教える側は出来る限り手を出さず覚えているかを確認します。
普段は、技の名前をわざわざ叫びながら技を繰り出すアクション漫画のように、動作や作業をいちいち口に出しながらサービスをすることはありませんので、実際に行っていることを声に出して説明しながら進めていくと、これってそもそも何のため? このやり方がベスト? 別の良いやり方は? などの疑問や気づきが生まれてきます。2回目の同行で引き継ぐ相手が行っている動作や作業、工程を見ていても、自分がいつも行っているものが単なる癖のようなものであったり、やり方や動作、掛けている時間などの善し悪しが顕わになったりしてきます。相手に引き継ぐための同行なのでもちろん全力で教えますが、自分にも何かしら跳ね返ってくるものがあり、時には提供するサービスをより善くできるヒントが導き出される気がしてなりません。
同行ではプラスの賃金は発生しませんが、賃金にはかえられないプライスレスなものを得るか否かは自分次第といったところでしょうか…
自分の記録を塗り替えるには 10以上の力が必要だ
イチロー