どうも、TK:統括 岸本です。
先日の放デイの送迎のときの話
2号店の中学生K君を迎えに行くと、「先生、ギリギリだよ」
と、言いながら車に乗ってきた
「ギリギリじゃない、5分前には着いたよ」というと
「違うよ、成績がギリギリ受験だよ」
「へーすごいじゃん受験生か、じゃ、しばらく大変だね
頑張ってね」
と伝えると
真剣な趣でうなずいていた
将来のことを尋ねると、「物を作る仕事がいい」
そうそう、K君は小さいころから細かい作業が好きで
素晴らしい作品を数々見せてくれました。
「じゃあ、そういう専門的な学校に行くの?」
「うん、もし、受験がダメな場合の逃げ場は作っておいた」
逃げ場?
自分の子どもにだったら「嫌なことから逃げるな!」とソッコーで言うが
彼はそういうことで自身をコントロールする子なのです。
「逃げ場があると安心して頑張れる」
小学生の頃は気持ちの切り替えが難しく大変な時期もあったけど
中学性になった彼を見ると成長ぶりに驚かされます。
つい最近、帰りの送りの際、K君が降りてこなかったので
迎えに行くと涙を浮かべてス女性タッフと話していた
話によると、小さなお友だちと遊んでいてエスカレートして
スタッフに注意されたことに傷ついたようだ
スタッフは大きい子の方を厳しく𠮟ったのかもしれない
「僕の話も聞いてほしかった」
そうか、じゃまた明日話してみようか?みんなが待っていることを伝えると
「出来れば皆と別に帰りたい」出来れば…って彼なりの配慮だと思う
自身で気持ちを切り替えてきちんと、主張しているK君
素晴らしいと思った
別の車両で送り届けるときK君は「親に話さないで自分で解決しなきゃ」
と言った
悔しい思いをしただろうにすごいな!!
次の日K君とスタッフでゆっくり話をして
納得したK君 よかったね
そして、K君はとても妹思いで
妹ちゃんのことをよく話している
「あいつ、やっていけんのかな、ああ見えて弱いところあるからな」
優しい兄ちゃんだ
話は戻る
K君の逃げ場とは、親戚のおじさんが大工さんをやっているそうで
そこに、弟子入りするそうだ
いいじゃん!K君の好きな物を作る仕事!
目を輝かせて将来の夢を語ってくれたK君
心から応援しています。
がんばってね!
あと、K君
私の兄ちゃんは板金やを経営している
「物を作る仕事はいいぞ!」とよく言っている
「洋子、若いのいない?ビシッとしたヤツ、俺が育てるからよ!」
K君!板金やさんになりませんか?
私はいつもビシッとしている
放課後等デイサービスは子どもの成長に携わる場所です。
管理者レベルはもちろんのこと
アームススタッフはビシッとしよう!