アームス放デイの新しいロゴ

若いスタッフが描いた、子どもたちと過ごす毎日のかたち
アームス在宅支援センター放課後等デイサービスに、素敵なロゴができました。
描いてくれたのは、今年アームスに入社した、若いスタッフです。
大きな「A」を囲む子どもたち。
そこには、スタッフが入社してからの5ヶ月間、アームスの放課後等デイサービスで
子どもたちと過ごしてきた時間が、そのまま表現されているように感じました。
スタッフと最初に会ったのは、新入社員の採用面接でした。
第一印象は、「とても真面目そうな人だな」というものでした。
話をしていても誠実さが伝わってきました。
履歴書の字が、とても綺麗だったので、思わず、「字が綺麗ですね」と話すと、
「硬筆検定を受けたいと思っています」と答えてくれました。
綺麗な字を書くことだけではなく、自分の得意なことをさらに伸ばしていこうとしている。
そんな姿勢も印象に残りました。
そして面接の中で、「子どもが好きです」「困っている人を助ける仕事がしたいです」
と話してくれました。
言葉だけではなく、この仕事をやってみたいという熱意が伝わってきたことを覚えています。
初めての放課後等デイサービス
彼女にとって、放課後等デイサービスの現場は初めてです。
最初から何でもできるわけではありません。
子どもとの距離の取り方、声のかけ方、どこまで見守るのか、
どのタイミングでスタッフが介入するのか。
子ども一人ひとり性格も違えば、得意なこと、苦手なこと、気持ちの表し方も違います。
わたしたちの指導だけでは分からないことが、現場にはたくさんあります。
そんな中で、私が彼女を見ていて素晴らしいと思ったことがあります。
それは、子どもたちにきちんと向き合っていることです。
良いことをしたときには、しっかり褒める、できたことを一緒に喜ぶ。
その一方で、よくないことをしたときには、優しく接しながらも、
いけないことはいけないときちんと伝える。ただ優しいだけではありません。
私は、ここはとても大切だと思っています。
「優しい」と「何でも許す」は違う
子どもに優しく接することはもちろん大切です。
しかし、支援の仕事では、優しいだけでは十分ではありません。
・危険なこと
・人を傷つけること、守らなければならない約束。
・社会の中で身につけていかなければならないこと。
必要な場面では、大人がきちんと伝えなければなりません。
怒ることが目的ではなく、その子が次にどうすればいいのかを一緒に考える。
良いことはしっかり褒める、いけないことは、優しくても曖昧にせず伝える。
彼女の子どもたちへの関わりを見ていると、このバランスをとても大切にしているように
感じます。
子どもたちはわたしたちをよく見ています。
自分の話を聞いてくれるかな?一緒に笑ってくれる、困ったときに助けてくれるのかな?
そして、自分に本気で向き合ってくれているのか。
毎日の小さな関わりの積み重ねが、少しずつ信頼関係になっていくのだと思います。
その姿勢は子どもたちだけではなく、保護者さまにも伝わっているように感じます。
今では保護者さまからの信頼も厚く、短い期間ではありますが、アームスの放課後等デイサービスにとって大切なスタッフの一人になっています。
彼女は支援の中で、子どもたちと一緒に絵を描くことがよくあります。
子どもたちはお絵描きが大好きです。
彼女の描く絵が、あまりにも素晴らしかったので、ある日お願いしました。
「放デイのロゴを作ってほしい」
それからしばらくして、
「遅くなってしまいましたが描いてみました。こんな感じでいかがでしょうか?」
と見せてくれたのが、今回のロゴです。
彼女が日々子どもたちと過ごして感じているものを、自由に描いた作品だと思います。。
子どもたちと過ごした時間が、一枚の絵になった
ロゴの中心には、ARM’Sの「A」。
その周りには子どもたちが集まり、絵を描いたり、色を塗ったりしています。
みんな同じことをしているわけではありません。
それぞれが好きなことをしている。でも、同じ場所に集まっている。
私はそこが、とてもアームスの放課後等デイサービスらしいと思いました。
放課後等デイサービスには、いろいろな子どもたちが来ます。
好きなこと、得意なこと、苦手なこと、成長のスピードも一人ひとり違います。
みんな同じである必要はありません。
一人ひとり違う子どもたちが同じ場所で過ごし、
それぞれの「楽しい」「やってみたい」「できた」を見つけていく。
今回のロゴには、そんな日常が自然に描かれているように思います。
「遅くなってしまいました」と彼女は言いましたが、私は依頼されたから
とりあえず何かを描いたというものではないと感じました。
はじめての放課後等デイサービスの支援の中で、子どもたちと向き合いながら
「アームスの放デイって、どんな場所だろう」
ということを考えながら作ってくれたのではないでしょうか。
このロゴを見ると、子どもたちと過ごしている時間が伝わってきます。
実際に現場で子どもたちと関わっているスタッフだからこそ描けた作品なのだと思います。
経験年数が長くなれば、できることは増えていきます。
経験はもちろん大切ですが、長く働いている人だけが何かを教える側とは限りません。
若いスタッフや新しく入ったスタッフから、私たちが教えてもらうこともあるのです。
新しい感覚、発想、その人にしかない得意なこと。
今回のロゴも、その一つだと思います。
私は、一人ひとりが持っている「得意」を仕事の中でもっと活かしてほしいと思っています。
絵を描く、字が綺麗、料理が上手、運動神経抜群、工作が得意な人。
スタッフの得意なことは、子どもたちにとって新しい経験につながります。
そして、スタッフ自身の仕事の楽しさにもつながるはずです。
人には、それぞれ良いところがあります。
それを見つけて、認めて、仕事の中で活かしていくこと。
子どもたちへの支援と同じように、働くスタッフに対しても大切なことなのかもしれません。
そして私は、素敵なロゴを作ってもらった彼女に、もう一つお願いをしました。
「今度は、アームスのスタッフの似顔絵を描いてほしい」
得意なことを職場で表現するのって自身にとってラッキーだと思います。
才能を活かしどんどん成長していくことを心から願っています。
彼女の目には、毎日一緒に働いているアームスのスタッフがどんなふうに
映っているのでしょう。
完成したら、また皆様にもご紹介できればと思っています。
採用面接で初めて会ったとき、
「子どもが好き」「困っている人を助ける仕事がしたい」と話していた若いスタッフ。
今では子どもたちに囲まれ、子どもたちから慕われ、日々一生懸命支援に向き合っています。
そして今回、一枚のロゴとして形にしてくれました。
これから何年も経ったとき、このロゴを見て、
「この頃、こんな子どもたちがいたね」
「こんな毎日だったね」と振り返る日が来るかもしれません。
ロゴは単なるマークではなく、そこにいる人たちの思いや時間を表すものでも
あると思います。
今回のロゴには、アームスの子どもたちと、
一人の若いスタッフが一緒に過ごした時間が詰まっています。
本当に素晴らしい作品です。
素敵なロゴを作ってくれて、ありがとうございました。
これからもアームス在宅支援センター放課後等デイサービスは、
子どもたち一人ひとりの良いところを見つけること。
そして、そこで働くスタッフ一人ひとりの良いところも見つけること。
その両方を大切にしながら、毎日の支援を積み重ねていきたいと思います。

