〜出来ない理由を探すより、どうすれば出来るかを考える〜
統括岸本です。
私は、仕事をするうえで常にポジティブでありたいと思っています。
毎日良いことばかりが起こるわけではありません。
思いどおりに仕事が進まないこともありますし、人手が足りないこともあります。
スタッフの育成に悩むこともあれば、売上が下がることもあります。
しかし、そんなときこそ大切なのが、物事を前向きに捉える姿勢ではないでしょうか。
私は、出来ない理由を探すより、どうすれば出来るのかを考えることを大切にしています。
目の前の問題から逃げず、その問題を解決するために自分が何をすべきか考え、
実際に行動することだと思っています。
「私しか行けない」ではなく、どうすれば行けるのか?
例えば、訪問介護の仕事。
新しい訪問の依頼をいただいたとき、私は即対応できるように!と思います。
せっかくアームスを頼ってくださったのですから、何とかご希望に応えたいと思いますが
「そこは私しか行けない」
「私が休んだら、代わりに行ける人がいない」
「今の人員では新しい依頼は受けられない」
これは、ネガティブな考え方です。
ご利用者さまの状態や支援内容が様々なことが当たり前なことです。
誰でも簡単に対応できるわけではなく、安全を確保できないまま
訪問の依頼を受けることもできません。
そこで「だから出来ません」と終わらせてしまうのではなく
どうすれば、他のヘルパーも訪問できるようになるのか。
支援内容を明確に
ご利用者さまの状態や注意点を共有
訪問時間を調整してみる
人手が足りないのであれば、求人活動に力を入れる
方法はいくつも考えられます。
出来ない理由を並べているだけでは、いつまでたっても状況は変わらないのです。
私は、今すぐ出来ないことがあっても、将来出来るようにするための行動を起こすことが
大切だと思っています。
人手が足りないなら、求人に力を入れる
介護業界では、人手不足という言葉を本当によく耳にします。
人手が足りないと嘆いているだけで、新しいスタッフが入ってくるわけではありません。
SNSで仕事の魅力を発信する。
働きやすい環境を整える。
新人スタッフが安心して仕事を覚えられる仕組みをつくる。
そして、今いるスタッフが長く働きたいと思える職場にする。
人手不足という問題一つをとっても、私たちに出来ることはたくさんあります。
現場のスタッフが良いサービスを提供し、良い職場をつくることも、結果として新しい人材の確保につながっていくと思います。
人がいないから出来ないのではなく、人が必要ならどうすれば集まるのかを考える。
私は、そんな姿勢を持ち続けたいと思っています。
仕事を覚えられないスタッフがいたら?
スタッフの育成についても同じことが言えます。
「なかなか仕事を覚えてくれない」
「何度教えても同じことを間違える」
「まだ一人では任せられない」
こうした場面は、どこの職場にもあると思います。
しかし、そのスタッフが出来ないことを指摘し続けても、問題は解決しません。
教え方が合っていないのか。
経験が足りないのか。
一度に多くのことを求めすぎていないか。
まずは、そこを考える必要があります。
教え方を変えてみる。
具体的にアドバイスする。
一緒にやってみる。
出来たことを認める。
必要であれば、何度でも確認する。
もちろん、教わる側にも責任があります。
自分から学ぼうとする姿勢、同じ失敗を繰り返さない努力、
分からないことを確認する行動は必要です。
先輩や管理者の役割というのは、出来ないことを指摘することではないと思っています。
出来ないスタッフを、どうすれば出来るスタッフに育てられるのか。
そこを考えることこそ、育成に携わる人の仕事ではないでしょうか。
売上が下がったら、何をする?
事業を運営していれば、売上が上がる月もあれば、下がる月もあります。
「また売上が下がった」
数字が下がったことを認識するのは大切です。
数字を見て落ち込んでいるだけでは、何も変わりません。
私は、売上が下がったときこそ、次に何をするかを考えるべきだと思っています。
利用者様の人数が減ったのか。
利用回数が減ったのか。
キャンセルが増えたのか。
人員不足によって依頼を受けられなかったのか。
原因を整理すれば、取り組むべきことが見えてきます。
求人活動を強化する。
サービスの質を見直す。
関係機関との連携を深める。
利用者様やご家族のニーズを把握する。
大切なのは、数字の変化に対して具体的な行動を起こすことです。
アームスでは、スタッフ一人ひとりに数字への意識を持ってもらいたいと考えています。
ただし、売上だけを追いかければよいということではありません。
質の高いサービスを提供し、ご利用者様から信頼され、その結果として事業が成長していく。
それが理想です。
数字を見て嘆くのではなく、数字を見て考え、行動する。
その積み重ねが、事業の成長につながるのだと思います。
私はアームスでナンバーワンのヘルパーだと思っています
私は、ヘルパーとしての自分の仕事に絶対的な自信を持っています。
アームスには非常に優秀なヘルパーがたくさんいます。
それぞれが豊富な経験と技術を持ち、日々一流のサービスを提供しています。
本当に頼もしいスタッフばかりです。
その中でも、私は自分が圧倒的だと思っています。
ヘルパーという仕事は、ただ決められた支援をこなせばよい仕事ではないからです。
ご利用者様の状態を把握し、必要な支援を考え、限られた時間の中で
質の高いサービスを提供する。時には予定外のことも起こります。
その場で判断し、臨機応変に対応する力も必要です。
そして何より、ご利用者さまとの信頼関係が大切です。
私は、そうした一つひとつの仕事に全力で取り組んできました。
だからこそ、自信があります。
しかし、そんな私にも、たまに私のことが苦手なご利用者さまがいらっしゃいます。
これは仕方のないことです。人と人ですから、相性もあります。
それでも私はポジティブです。
キャンセルの連絡があったときには、「私をキャンセルするのですか?もったいないですよ!」
なんて言ってしまうこともあります。
ご利用者さまの意思は尊重します。
ただ、私は自分が提供するサービスに、それだけの価値があると思っています。
そして、アームスのヘルパーにも、自分たちの仕事にもっと自信を持ってほしいのです。
自分の仕事に責任を持ち、より良いサービスを提供するヘルパーであり続けることです。
若いスタッフの成長を見ることが嬉しい
私は、アームスの若いスタッフと一緒に仕事をする機会があります。
訪問介護の現場でも、放課後等デイサービスでも同じです。
一緒に仕事をしていると、スタッフの成長を感じることがあります。
以前は指示を待っていたスタッフが、自分で考えて行動できるようになる。
ご利用者様への声掛けが自然になる。
子どもたちへの接し方が上手になる。
周囲の状況を見ながら動けるようになる。
そんな姿を見ると、本当に嬉しくなります。
まだ少し足りないなと思うこともあります。
「そこはもう少し考えてほしい」
「もう一歩先まで気づいてほしい」
そう感じる場面もあります。
しかし、それは成長の途中だからこそです。
経験が少ないスタッフに、最初からベテランと同じことを求めても難しいでしょう。
出来ない部分があれば、周囲がカバーする。
必要なことはきちんと伝える。
そして、次は自分で出来るようになってもらう。
私は、そうした関わり方が大切だと思っています。
ただし、いつまでも周囲に頼っていてよいわけではありません。
経験を重ねる中で、少しずつ自分の役割を理解し、責任を持って行動できるようになってほしい。
昨日出来なかったことが、今日出来るようになる。
その成長を一緒に喜べることは、私にとって仕事の大きな楽しみの一つです。
出来ない理由を探していると、あら探しになる
私は、出来ない理由ばかりを探すことには注意が必要だと思っています。
「この人が出来ないから」
「あの人が動いてくれないから」
「人が足りないから」
「会社の体制が悪いから」
もちろん、実際に問題があるのであれば、指摘することは必要です。
問題を隠したり、無理に前向きな言葉で片づけたりすることが、ポジティブなのではありません。しかし、問題を指摘するだけで終わってしまうと、いつの間にか人の欠点ばかりが気になるようになります。
あの人のここが悪い。
この人のここが足りない。
そんな話ばかりしていても、職場は良くなりません。
私は、問題を見つけることと、あら探しをすることは違うと思っています。
問題を見つけるのは、改善するためです。
誰かを責めるためではありません。
例えば、スタッフの仕事に改善すべき点があったとします。
そのときに大切なのは、出来ていないことを並べることではなく、どうすれば改善できるかを考えることです。
会議でも同じです。意見を出すことは大切です。
しかし、出来ない理由や不満を並べるだけではなく、
改善につながる意見を出してほしいと思います。
「それは難しいと思います」で終わるのではなく、
「こうすれば出来るかもしれません」と考える。
その一言が、組織を前に進めるのではないでしょうか。
プレイヤーとバックヤード、それぞれの意識
アームスには、現場で直接サービスを提供するスタッフがいます。
そして、その現場を支えるスタッフもいます。
いわゆるプレイヤーとバックヤードです。
どちらが大切ということではありません。
どちらも必要な存在です。
プレイヤーには、現場で求められる技術や判断力、責任があります。
ご利用者様に質の高いサービスを提供する。安全を守る。信頼関係を築く。
そして、アームスのサービスの価値を高めていく。
一方、バックヤードには、現場が円滑に動くための環境を整える役割があります。
人員配置、求人、訪問調整、請求、売上管理、環境整備、情報共有。
どれも重要な仕事です。
現場のスタッフがどれほど優秀でも、それを支える仕組みが整っていなければ、安定したサービスを提供し続けることは難しくなります。
反対に、バックヤードがどれほど頑張っていても、現場のサービスの質が低ければ、ご利用者様からの信頼は得られません。
だからこそ、私はそれぞれが自分の立場を考えることが大切だと思っています。
自分には何が求められているのか。
自分の役割は何なのか。
今、自分が行動すべきことは何なのか。
現場で起きている問題を、すべてバックヤードの責任にするのではなく、現場で改善できることはないか考える。
バックヤードも、現場が困っていることを他人事にせず、どうすれば支えられるかを考える。
お互いの仕事を理解し、それぞれの役割を果たす。
自分の立場で出来ることを最大限に行う。
それが、強い組織をつくるために必要な意識だと思います。
ポジティブは、周囲にも伝わる
私は、仕事に対する姿勢は周囲にも伝わると思っています。
誰かが「無理です」と言えば、周囲も出来ない理由を考え始めるかもしれません。
反対に、誰かが「どうすれば出来るだろう」と考え始めれば、
周囲からも新しい意見が出てくるかもしれません。
一人の前向きな行動が、別の誰かの行動につながる。
そんな職場でありたいと思っています。
一日一つ、何かをプラスする。昨日より今日。今日より明日。
ほんの小さな改善でも構いません。
昨日は出来なかったことが、今日は出来るようになった。
今まで受けられなかった訪問を、受けられるようになった。
仕事を覚えられなかったスタッフが、一つ仕事を任せられるようになった。
売上が下がった原因を考え、新しい取り組みを始めた。
そうした小さな積み重ねが、アームス全体の成長につながっていくのだと思います。
最後に 出来ない理由より、出来る方法を
私は、これからもポジティブでありたいと思っています。
もちろん、私自身にも足りない部分はあるでしょう。
自分では圧倒的なヘルパーだと思っていても、
すべてのご利用者さまに好かれるわけではありません。
仕事の進め方について、周囲と意見が違うこともあります。
それでも、自分の仕事に自信を持ち、常に改善を続けていきたいと思っています。
出来ない理由を探す時間があるなら、どうすれば出来るかを考えたい。
人の出来ないところを探すより、出来るようになる方法を考えたい。
人手が足りないなら、人を増やすために行動したい。
売上が下がったなら、売上を回復させるために何をすべきか考えたい。
そして、若いスタッフが成長していく姿を、これからも楽しみにしていたいと思います。
仕事には、プレイヤーとしての責任もあれば、バックヤードとしての責任もあります。
管理者には管理者の、スタッフにはスタッフの役割があります。
それぞれが自分の立場を理解し、自分に出来ることを考え、行動する。
誰かの責任を探すのではなく、自分が何を出来るのかを考える。
その意識が大切なのだと思います。
ポジティブであることは、決して簡単なことではありません。
問題があっても、失敗しても、思いどおりにいかなくても、
次の一歩を考え続ける必要があるからです。
それでも私は、ネガティブな言葉を並べるより、前向きな行動を積み重ねるほうが、ずっと価値があると思っています。
出来ない理由を探すのではなく、どうすれば出来るのか。
人のあら探しをするのではなく、どうすれば成長できるのか。
問題を嘆くのではなく、問題を解決するために何をするのか。
そんな考え方を持つスタッフが増えれば、アームスはもっと良い組織になるはずです。
私自身も、ヘルパーとして、そして組織を支える立場として、これからも成長を続けていきたいと思います。
さあ、今日もポジティブに行こう!!



