徒然なるまま②~アームス日記~

アームス日記

どうも渡辺です

「いいから黙って働け!」
「恥を知れ!」

某事務員さんが冗談めいてよく放つセリフなのですが、私にとっては妙に心地の良い、ですが今ではなかなか聞くことのできない言葉です。

ここのところよく「恥」という言葉が頭をよぎります。
皆さまは恥と聞いてどのような言葉を思い浮かべるでしょうか?

恥をかく
恥も外聞もない
恥の上塗り
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥

良いイメージがあまりありませんが、恥のつく言葉はいろいろありますよね

天〇の城ラ〇ュタでは、シータがしきりに叫んでいました「恥ずぅー!」
・・・違いましたあれは「パズー!」でした。

一言に恥、恥ずかしいと言っても様々なニュアンスを含んでいるのではないでしょうか

自分のありさまや振る舞いが他人の視点から、または自分の視点から至らない・劣っていると感じて生じるものだったり、自分や他人を社会的地位や役割、道徳心の視点からそれに見合わないと感じて生じるものだったり…

以前のブログで粋か野暮かという話をさせていただきましたが、恥はその一歩手前の段階といいますか、粋や野暮の根っこの部分のようなものに感じ、自分の立ち居振る舞いや行動の大事な判断基準の一つになっているように思います。

身分不相応な役職を頂戴しているせいもあって、スタッフから質問されたり回答を求められることも多くありますが、その問いかけの中には、その問い自体恥を承知をうえなのか?そうでないのか?ともするとワザと聞いて試しているのか?などと考えさせられるものもあります。
恥は日本特有の文化と言われたりしますし、もしかすると時代や世代によっても微妙な違いがあったりして自分と他人とでは地位や役割、プライドやモラルの観点からも、感じる恥、生じる恥が違ってくるものなのかもしれません¿

「トム・ソーヤの冒険」の著者マーク・トウェインさんはおっしゃいました
”人間は、顔を赤らめる唯一の動物である
 また、そうする必要がある唯一の動物である”

以前ご紹介したダイレクトコミュニケーション https://commutest.com/egogram の診断結果では頼られマンとはなっているものの、今までユルユルな人生を送ってきた身の上なので本当は何事も「善きにはからえ」と言いたいことろですが、これは正に「恥ずっ」ですね
・・・胸の奥底にしまっておくことにして、これからも恥を知り、恥を忍んで職務に向き合っていきたいと思います。

”学を好むは知に近く、力(つと)めて行うは仁に近く、恥を知るは勇に近し”
中庸

 

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